バリ取り・研磨
バリ取り・研磨の作業はもの作りの仕上げにあたる作業で、あらゆる工場がその工程を行う専門のスタッフを募集しています。「仕上げ作業」として募集がある場合もあります。
バリとは金属、プラスチック、ゴムなどを加工した際に出来てしまう、角や端にむしれた出っ張りのことを指します。
「バリ取り」はバリを取り除くこと、「研磨」とは「バリ取り」と併行して表面を磨き上げ綺麗にすることを指します。バリ取り、研磨は同じ仕事と考えていいです。
バリ取りの方法は製品の素材によって様々です。プラスチックならナイフで仕上げ、ゴムならハサミで仕上げます。ちょっとでも傷をつけてしまうとその時点で不良品になってしまうので注意が必要です。
プレス、板金の場合はやすりで仕上げますので、指を切らないように気をつけましょう。
バリ取りは軽作業のイメージがありますが、中には力仕事もあります。鋳物、キャスティングの場合はハンド輪車、電動やすり、手動やすりで金属を仕上げますので、こちらは力がある人のほうがいいです。
バリ取り・研磨の仕事は直接製品に触れるわけですから、慎重に行うことが大事です。企業としては不良品をできるだけ出すわけにはいかないので、手先が器用で丁寧に作業をしてくれる人を望んでいます。
プラモデルやフィギュア作りなど細かい作業を趣味としていて得意な人は特に歓迎されます。黙々と作業に打ち込める環境なので、楽しんで仕事ができます。