部品供給・充填・運搬
部品供給・充填・運搬では、部品を保管、管理し、必要な工程へ運搬、供給します。液体のものを容器に詰めて包装する、出来上がった製品を出荷場まで運搬し、指定された場所に揃える仕事もあります。
この仕事で大事なのは「必要な時に」「必要な物を」「必要な量だけ」「必要な場所へ」「品質を維持して届ける」ことです。
一見、簡単そうに思えますが、仕事を正確に行うために細かい工夫をする必要があります。うっかり同じような部品を違う工程に運搬するなどすると大変なことになるからです。しかも一つの製品を作るために使う部品はかなりの数になります。
この作業のプロの意見からすると、組立ラインの裏方的存在なので彼らの仕事がしやすいように気を配ることが大事だそうです。例えばライン作業の効率を上げ、異物混入を防止するために部品をステンレスのパットに移し替える。間違いを防止するために、各部品の写真をとって貼り付けておくなどです。
部品供給・充填・運搬の管理者の場合は、生産ライン全体の流れを良く把握しておく必要があります。大変な仕事ではありますが、自分は工場の生産効率に貢献しているという満足感があります。
雇用形態は正社員も派遣社員もいます。正社員だと徐々に守備範囲を広げていき、広い範囲をフォローできる実力を養っていくことが要求されます。派遣社員は自分に任された仕事を着実にこなしていく正確さが大事です。
一箇所で黙々と仕事するより、動きのある仕事がしたい場合は部品供給・充填・運搬の仕事がオススメです。