プレス・板金・塗装
プレス・板金・塗装は、腕時計などの小さな部品から自動車やバイクなどの大きな部品まで専用の機械を使用して作り、色をつけ、表面を整える作業です。
プレス加工された部品は大量生産が可能で、生産現場では欠かせない工程です。
プレスに使う機械は手動式と自動式があります。
プレス工は機械を操作し、次々に指定された部品を作っていくのですが、それだけではなく、金型を取り付けること、出来上がった部品を点検検査することも仕事の一つです。
未経験でも募集を行っていますが、先輩の指導を良く聞いて、熟練していくよう努力する必要があります。プレス工には特別な資格は要りませんが、工業系の高校や専門学校、職業訓練校で勉強した人が従事しているケースも多いです。
20代のうちには未経験でも大丈夫なケースが多いですが、30代になると経験が問われることもあるので、できるだけ若いうちに経験を積むほうがいいです。
この仕事が気に入って長く従事したいという方は「プレス機械作業主任者」の資格を取得し、管理者を目指してもいいでしょう。
プレス工の募集は、大手自動車メーカーが目立ちます。
昔は正社員としてプレス工を雇っていることも多かったようですが、今は非正規社員がほとんどです。偽装派遣、偽装請負などの問題があってからは、企業が直接雇用する期間工の割合が増えてきました。
環境の良い寮を用意し、引越し代金を援助し、その他様々な手当を用意された条件の良い職場がたくさんあります。