試験・実験・評価
試験・実験・評価は開発した製品やシステムに不具合があるかどうか、不具合が見つかった場合には原因を探り出し、フィードバックするというのが仕事です。
研究開発、新製品開発、設計などの部門で活躍することになります。
例えば自動車メーカーだと、自動車の耐久度や振動や騒音、エンジンなどをテストします。部品一つ一つを確認し、仕上がった車を実際に走らせることもあります。それによって得たデータを解析するのです。
正確さと深い知識が必要な仕事です。気をつけるべきなのは、いくら自社の製品に愛着があっても評価を実際よりも甘くしてはならないということです。特に自動車などでそれをしてしまうと、大変な事故につながってしまう恐れもあります。
自分はこの道のプロであり、データを正確に評価する、そういったプライドと冷静さを持ち合わせるべきです。
また、試験は一度やって終わりというわけではなく、何度も条件を変えて行います。それが苦にならない粘り強さが肝心です。自分の知識の中から適したものを参考にできるような発想力があるほうがいいでしょう。
試験・実験・評価という職種では、解析ツールの操作や機械・回路図面の読解、生産設備・生産ラインの知識などさまざまなスキルが必要となるので理工系の高校、専門学校、大学出身者が歓迎されます。
給与は、扱う製品や企業によってまちまちではありますが、大体時給1200円からとなります。
また、派遣社員での募集でも正社員登用有りというケースも多いです。