雇用形態の種類
今は正社員だけでなく、様々な雇用形態での求人があります。終身雇用制度はもはや過去のもの。現在正社員の人でも、派遣社員の働き方にメリットを感じて転職する人も少なくありません。
では、どのような雇用形態があり、その特徴はどんなものなのでしょうか。
- ・正社員
正社員の最大のメリットは雇用の安定性。
交通費、ボーナスも支給され、社会保険も手厚いです。昇進の可能性が他の雇用形態より高いです。
しかしその一方で、一旦就労した以上は特例でない限り勤務時間は定められており、転勤、残業も基本的に応じる必要があります。 - ・契約社員
契約社員は就労期間が定められているので、雇用の安定性の面では正社員より劣ります。 一方、社会保険は正社員同様に手厚く、交通費も支給されます。職場によってはボーナスもあります。それでいて残業の有無をあらかじめ選べますし、転勤はほとんどないというメリットがあります。 - ・パート・アルバイト
パートとアルバイトの場合、勤務時間は自由に選べ、残業はしなくても良く、転勤は無いのが大きなメリットです。
しかし、社会保険には加入できない場合も多く、有給休暇はほとんどの場合取れず、ボーナスも期待できません。雇用の安定性という面でも雇用期間が5年超えた場合、無期雇用への転換が可能であるものの多くの場合は短期的な就労が多いようです。 - ・派遣社員
派遣社員は自分のライフスタイルに合わせて就労先を選べるので勤務時間、残業の有無を自由に選べます。有給休暇も取りやすいです。派遣先を変更しない限り、転勤もありません。
一方で、交通費が支給されない場合が多く、ボーナスは無く、雇用の安定性にも欠けます。条件により派遣会社の社会保険に加入できます。