面接のコツ
面接で通過率を上げるためにどのようなことに気をつけたらいいでしょう。まずは、仕事探しの前に自己分析をして、自分自身のことや仕事に関する考えをきちんと語れる状態にしておくと良いでしょう。
例えば、転職の場合なら何故転職したくなったのか、どのような不満があったのかを考えてみましょう。「ステップアップできないのが不満」「勤務時間が長すぎるのが不満」と色々な理由があると思います。その不満は裏返せば自分が仕事に望むことでもあります。
ただし、全てを職場の責任にして、他の職場を美化してはいけません。不満の原因は職場ではなく、自分にある場合もあります。それを含めて自己分析をしておきましょう。ポジティブな自己分析もしておくといいでしょう。自分の目標ややりたいことを文章にしてみる、仕事をやっていて楽しかった経験を思い出してみることも大事です。
面接の席で、採用担当者はどんなことを評価するのでしょうか。第一にコミュニケーション能力です。一緒に働くのにこの人となら気持ちよく意思疎通ができるかを見ています。
言葉使いは丁寧にすべきですが、固くなりすぎないことも大事です。あらかじめ受け答えの練習をしておいたほうがいいですが、用意した答えに固執しすぎず、相手が何を質問しているかよく聞いて、臨機応変に答える必要があります。
自己PRについては、「やる気があります!がんばります!」といった漠然とした言葉だけではなく、具体的なエピソードを添えてアピールしましょう。自分の人となりを採用担当者に知ってもらうという気持ちで話すと良いかと思います。
その企業のどういった点が気に入ったのかも具体的に話せるように準備しておきましょう。自己分析をきちんとすればするほど自己PRの内容は充実するはずです。