女優・馬渕英里何(まぶちえりか)さんに教わる、「今日の疲れを明日に持ち越さない」ヨガ・ストレッチ。
今回は、壁にもたれて体を弓なりに伸ばすだけで、肩こりや腰痛に大きな効果が得られるストレッチをご紹介します。
お昼休憩や職場の片隅でできて、超簡単なのに効果抜群! 今すぐできるヨガ・ストレッチで、疲れ知らずのカラダを手に入れよう!
【ヨガ・ストレッチ⑤】肩こり・腰痛に効果大! 弓のように体を伸ばす、一石二鳥ヨガ
同じ姿勢や、中腰の姿勢などが続くお仕事をされている方にオススメの、手軽に肩こりや腰痛を解消できるストレッチ法をご紹介。目の前の壁が、疲れを軽減させる健康道具に早変わりします!
期待される効果
下半身と上半身の運動を一緒に行う事で体全体の血流を良くして、全身をリフレッシュさせる効果があります。腰痛を予防するのと同時に肩こり解消の効果も期待できます。
初心者のためのポイント
①壁から体が離れないように伸ばしていく。
②手の先から足の先まで全身を伸ばす。
それでは、いっしょに体験してみましょう!
【STEP1】
背中を壁にくっつけて、かかとから後頭部まで体全体が壁から離れないように真っすぐに立ちます
【STEP2】
右足を左足の前を通してクロスして立ちます
【STEP3】
腕を伸ばし壁に沿わせ、弓なりに伸ばしていきます。目線は腕や手の方向(この場合は右ななめ上)を見ます
【STEP4】
気持ち良いと感じるポイントまで伸ばし、鼻で呼吸をしながら姿勢をキープ
【STEP5】
同様に、左側も同じ手順で行います
ここがポイント!
肩甲骨まわりの筋肉をしっかり伸ばしたいので、胸を最大限に開くことを意識してください。
無理に弓なりになろうとせず、壁から手が離れない自分の気持ちの良い位置をキープしましょう。
馬渕英里何さんからのアドバイス
弓のように上半身と下半身を引っ張り合っている状態を意識しましょう。鼻で呼吸をすることを意識して、息は止めないようにしてください。
最初は筋肉がきしむ感じがするので無理はせず、自分が気持ちよく感じる姿勢をリラックスした気分で探してください。
まとめ
ストレッチはリラックスした状態で行うことが大切です。
壁などを利用して、難しく考えずに気軽に試してみて下さい。
体を伸ばすと血流が良くなりますので、全身がリフレッシュできます。
動画/Kiefer、写真/千々岩友美、文/藤原新太