期間工の入社日はどうなっているのか?入社日は相談できるのか?応募してから入社までの流れについてご紹介します。また、募集しているメーカーについても解説します。
期間工に合格したら入社日はいつになる?
期間工として採用されたら、いつから働くことができるのか、そして寮はいつから利用できるのか、具体的なスケジュールが気になる方が多いのではないでしょうか。
今回の記事では、実際の入社日までの流れや配属先、入寮の決定などの情報をご紹介します。
入社日までの流れ
期間工の社員になるまでは、まずは専用サイトから応募し、面接(メーカーによって複数回の可能性あり)を受けることになります。
合格した場合は、自宅に合格通知と今後の案内が郵送で届けられ、入社・入寮手続きを進める流れとなります。
応募もメーカーへ直接応募するだけでなく、紹介会社に依頼する方法もあるので詳しく解説していきます。
応募
期間工の社員を目指して応募する際、大きく分けて2つの方法があります。
1つ目は、メーカーの公式サイトから「直接応募」する方法です。その場合、メーカーへ直接電話をかけるか、応募フォームからWEB申請します。
メーカーによっては応募自体が不要で、あらかじめ決められた日時の説明会に参加しなければならないケースもあるため注意が必要です。
直接応募は、応募者がメーカーの採用担当者とダイレクトに連絡が取れるため、入社日までの選考がスムーズに進み、お互いのやり取りが少なく余計な手間が発生しないのがメリットと言えます。
2つ目として、紹介会社を経由してメーカーへ応募する方法があります。
この場合、期間工求人の専門サイトを検索し、そこから自分の希望条件にマッチするメーカーを選んで応募する流れとなります。
紹介会社を挟むことで、少しだけ選考のステップが増えますが、紹介会社から応募先のメーカーに関する面接アドバイスを受けられる他、入社祝い金をもらえる等の直接応募にはないメリットがたくさんあります。
期間工の社員として採用されるためには、ある程度の面接対策が必要となります。
かなり難関という訳ではありませんが、志望動機の伝え方や基本的な会話の仕方、筆記試験の対策など、準備しておくべきことはたくさんあります。
そのため、紹介会社を通じて応募する方が、結果として採用に結びつきやすいとも言えます。
なお、入社祝い金などの特典は、入社時期やメーカーによって変動しますので、実際の求人広告を確認するように注意しておきましょう。
面接
期間工の社員になるためには、必ず1回以上は面接を受けなくてはなりません。
直接応募の場合、面接や筆記試験を一度受ける必要がありますが、先ほどご紹介した紹介会社を挟んでの受験であれば、追加で二次選考も受験しなければならなくなる、というイメージです。
ちなみに、紹介会社を通して受ける一次選考は、面接というよりは紹介会社と行う面談のようなものです。
ふるいにかけられると言うよりは、本番である二次選考に向けてのアドバイスや、履歴書の書き方を教えてくれる貴重な場でもあります。
紹介会社が行う一次選考の面接会場は、全国各地にあることが多く、自宅近くの会場を選べるというメリットがあります。
そして二次選考は、メーカーの担当者と直接面接をする場であり、実際に入社可否を判断されることになります。
具体的な選考内容は、各社メーカーによって異なってきます。
「試験内容は面接だけ」というメーカーなら対策は少なくて済むかも知れませんが、筆記試験や適性検査などを盛り込んだ試験問題を出されるケースもあります。
期間工の社員は誰でも採用する訳ではありませんので、必ずしっかり準備して対策を行う必要があります。
紹介会社からアドバイスを受けている方であれば、そのメーカーの出題内容や毎年の傾向が分かるため、比較的乗り越えやすいと言えます。
そこまで難しく考える必要はありませんが、二次選考で入社できるか否かが決まるため、集中して臨むようにしましょう。
ちなみに、二次選考の面接会場は各メーカーの工場近くで開催されるケースが多いため、遠方に移動しなくてはならない可能性があり注意が必要です。
各社の応募条件などは細かく確認しておきましょう。
合格通知
面接が終われば合否の結果を待つことになります。
大体のメーカーは、面接後1週間〜10日程で結果の通知をしているようです。
結果は郵送またはメールで通知するメーカーが多く、電話で伝えるところはほとんどないようです。
合格通知だけではなく、誓約書や基礎年金番号の届出書が同封されており、該当の書類を入社時に提出しなくてはならない場合もあります。
通知の文章は大切に保管しておきましょう。
入社、赴任
面接に合格したら入社の手続きに進みます。
具体的には、就業開始日や入寮日を決めるためにメーカー人事担当者から連絡が入ります。
双方が合意すれば、1週間〜2週間程度で入社する流れとなります。
長くても1ヶ月もかかることはほとんどないため、早く入寮したいという方もスムーズに手続きできるはずです。
逆に、入社までに用意する必要書類が多々ありますので、余裕を持って準備する必要がありそうです。
【入社に必要となる書類の例】
・誓約書
・雇用保険被保険者証
・前職の源泉徴収票
・身分証明書(運転免許所、マイナンバーカードなど)
・年金手帳
・住民票
・印鑑
・証明写真
・銀行口座の分かる通帳やキャッシュカード
・その他指定された書類
実際に必要となる入社書類は、就職先のメーカーへご確認ください。
配属先決定
入社後最初の4日間程度は、仮寮に入寮したうえで、健康診断や就業規則などに関する座学研修となるメーカーが多いようです。
そして研修最終日に配属先が決定され、勤務先や勤務時間、寮の場所が具体的に知らされるという流れになります。
この研修期間は同期と落ち着いて話せる貴重な時間となるので、積極的にコミュニケーションを取っておくことをおすすめします。
入寮
座学研修が終了して仮寮を出たら、これから生活する寮に入ります。
期間工の寮には家電や生活に必要な備品はすべて揃っていることがほとんどですが、何を持っていく必要があるのか選考時のタイミング等にあらかじめ確認しておきましょう。
部屋は、その日からすぐに生活できるようになっていることが多いとは言え、歯ブラシや石鹸、シャンプー、ティッシュやトイレットペーパーなどの日用品は自分で用意する必要があることがほとんどです。
もし手荷物やキャリーケースに荷物が収まりきらない場合は、事前に荷物を段ボールに詰めて郵送する必要があります。
入社手続きの際に、担当者と細かく相談しておくことをおすすめします。
入社日は相談できる?
メーカーは、期間工の社員を採用する際、ある程度まとまった人数でまとめて研修等のスケジュールを組んでいます。そのため、1日単位での入社日の変更は難しい場合が多いです。
しかし、合格が決まったら、入社日について候補をいくつか提示してくれるメーカーが多いようです。
どうしても提示された入社日で都合が悪い場合は、採用担当者まで気軽に相談してみましょう。
各メーカーの入社日をチェックしておこう
期間工の社員は、各メーカーごとに入社日が異なります。
「早く入社して給料を受け取りたい」「早く生活できる寮に入りたい」など、入社日に関して希望がある場合は採用担当者へ相談することをおすすめします。
また、紹介会社は様々なメーカーの期間社員に関する求人情報を取り扱っているため、一括でまとめて相談できる場合もあります。
ご自身に一番都合のいい入社日をチェックしましょう。
さらに、応募の条件などは時期によって変動する可能性があるので、必ず最新の情報を確認するようにしておきましょう。
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