最近、マイボトルを使っている人が増えましたね。使いたいとは思っているけれど、重いし、かさばるし、面倒だな・・・なんて思っているあなたこそ、ぜひマイボトルデビューを!
最近のマイボトルの進化と、マイボトルをおすすめする理由を紹介していきます。
マイボトルがおすすめな理由
①SDGsへの貢献ができる
2050年までに、海に流出されるプラスチックゴミの重量が、海洋生物の重量を超えるかもしれないという話を聞いたことがあるでしょうか? 世界のプラスチック生産量は、年間約3.8億トンともいわれており、うち800万トンが適切に処理をされずに海に流出しているといわれています。
日本は世界的に見てもペットボトルのリサイクル率は高いですが、それでも日本で出されるプラスチックゴミはアメリカに次いで世界2位。これを受けて、レジ袋の有料化や飲食店でのプラスチックストローの提供中止など、身近なところでもプラスチックゴミを減らす取り組みが始まっていますね。
私たちができる小さなことかもしれませんが、マイボトルを持参するということが地球環境やSDGsに貢献できるのなら、積極的に取り組んでいきたいところです。
②節約になる
毎日職場でルーティンのように飲み物を購入していませんか? 例えば、朝デスクに着く前に清涼飲料水のペットボトルを1本、ランチ後はカフェでコーヒーを1杯、午後もまた清涼飲料水を1杯というように。
1日500円飲み物代に使うとすると、月20日出勤で1万円! 年間で12万円になります。年間12万円浮いたら、あなたは何を買いますか? 気になっていたアクセサリーや最新家電が買えてしまいます! マイボトルを持参できた日に浮いた500円を貯金するなど、小さなことからコツコツ始めてみましょう。
③健康への気遣い
自分の好みや体調に合ったものを持参できるところも、マイボトルのいいところ。
毎日気軽に購入することのできる清涼飲料水や甘い飲み物の中には、糖分やカフェインや添加物などが含まれています。たまにはいいけれど、毎日何気なく何杯も飲むことが習慣になっていると健康を害する場合も・・・。
ダイエット中の方は、特に甘い飲み物は注意したいところ。かといって毎日お茶や水を購入するのは飽きてしまいますよね。そんな時には少し高級なハーブティやお茶を自宅で淹れていくのがおすすめです。専門店などでお気に入りを選べば、会社で飲むのが楽しみになりますよ。
毎日の健康づくりのため、朝一手間かけて自分のために飲み物を選び準備することは、自分を大切にするということにもつながります。習慣化すれば毎日をご機嫌で過ごせそうですね。
④自分の好きなものを適切な温度で飲める
朝のコーヒーが習慣になっている方は、保温効果の高いボトルを選んで自宅でコーヒーを淹れて持って行くのもおすすめです。自分の淹れた好みのコーヒーを熱々の状態でオフィスで飲めば、忙しい業務の合間でもホッと一息つくことができます。
また、真夏の暑い日はせっかく買ったペットボトルの飲み物もすぐに常温になってしまうもの。保温効果の高いボトルなら長時間キンキンに冷えた状態で飲むことができますね。
おすすめのマイボトル
①保温効果の高いボトル
ここからはマイボトルを選ぶ際のおすすめポイントをご紹介します。
夏の暑い日、キンキンに冷えたお茶が飲みたかったのにぬるく常温になっていた時。冬の寒い日、心まで温かくなりそうなホッとするお茶が飲みたかったのに冷めて常温になっていた時。この上なく切ない気持ちになりますよね。やっぱり、どんな飲み物もおいしいと思う適切な温度で飲みたいもの。
そんな悩みを解決すべく、65〜75度を6時間以上保つことのできる高い保温性を誇るボトルが近年、多数登場しています。ちなみに、保温力の秘密はボトルの中がいかに真空の状態を保てているか、とのこと。
真空だと熱が外に逃げず温度を保つことができるのです。水筒の進化も、研究者や技術者の皆さんの努力の賜物なんですよ。
②とにかく軽いボトル
マイボトル持参の何が嫌って、重いことだよ・・・なんて思っている方はいませんか? 混雑した通勤電車に長時間揺られるのだから、飲み物まで持ったら余計肩が凝っちゃう! という心配もあるでしょう。
そんな方におすすめなのは軽いボトルです。500ml入るステンレスボトルでも210g前後という軽さのボトルも登場しています。
研究者や職人さんの努力でここまで技術が進化してスマートに軽いボトルが実現しているのですね。もう小中学生の頃、部活や運動会に持って行っていたあの重くて大きな水筒のイメージは捨てましょう。
500mlも飲まない! という方には容量350mlの小さいサイズも登場しています。ぜひ、自分に合ったスタイルのものを探してみてはいかがでしょうか。
③かわいいデザインでテンションを上げる
機能や重さはどうでもいい! とにかく自分好みのデザインがいいんだ! という方は、カフェで販売しているボトルやタンブラーなど自分が好みのものを探してみましょう。
地域限定商品や店舗限定で販売しているものなどもあるので、旅先で購入したものを持っていけばランチ仲間との話のタネにもなりますね。アイドルや芸能人のコンサートグッズになることも多いので、自分の推しのものを購入すれば飲む度に元気をもらえちゃいますよ!
お誕生日や会社の昇進などの贈り物にもおすすめです。名入れ可能なブランドもあるので、ぜひ好みのデザインを探してみましょう。
④炭酸だって飲めるマイボトルが登場
ずっとマイボトルの弱点とされてきた、炭酸飲料を入れられないこと。しかし最近、炭酸飲料の入れられるボトルが登場したことをご存知でしたか? 蓋が開かなくなったり、開けた際に炭酸が吹き出したり、破損する場合もあり、炭酸を水筒に入れることは長い間禁止とされていきました。
暑い夏の日、スポーツ中に冷たい炭酸飲料が飲めたなら! 外でキンキンに冷えたビールが飲みたい! と願っていた人も多いはず。最近はキャンプも流行しており、アウトドアでも冷えた炭酸をいつでも飲むことができたら最高ですよね。
そんな声に応えるべく、各社が長年の研究を重ね炭酸飲料を持ち運べるボトルがついに発表されました。ペットボトルや炊飯器の構造をヒントに得て作られ、これが大ヒット商品となり発売から3ヶ月で10万本を突破したそうですよ。
実は意外にまだ知らない人も多い炭酸飲料を入れられるボトル。優れた機能性を備える国内ブランドのものや、この写真のようなスタイリッシュな海外ブランドのものもあるんです! おしゃれな小物を使っているとワクワクしますよね~!
まとめ
マイボトル生活をおすすめする理由と、マイボトルを選ぶ際のポイントをご紹介しました。最近SDGsや健康のことを考えてマイボトルを持参する人が増え、ボトルやタンブラーの機能やデザインが目覚ましい進化を遂げています。
以前好みのものが見つからなかったという方も、今なら見つかるかもしれません。ぜひご自身のライフスタイルに合わせた好みのものを選んで、マイボトル生活を始めてみませんか?
制作:工場タイムズ編集部