最近話題の人工知能チャットボット「Chat GPT(チャットジーピーティー)」。便利な反面、優秀すぎて人間の仕事が奪われてしまうのではないか?という議論がされていますが、実際の使用感はどうなんでしょうか。
仕事をする人の脅威なの?それとも味方なの?はじめてChat GPTに触れる筆者が、実際に質問してみた感想をご紹介します!
Chat GPTさんに色々相談してみたら、親身になって答えてくれました!
どんな質問をしても、過去のインターネットの中から答えを探し出して答えてくれるChat GPT。普段の生活のちょっとした悩み事を相談してみたら、思ったより丁寧な回答が返ってきました。
大手メーカーのHPなどにある従来のチャット機能では「分かりません」と言われるような質問にも答えてくれます。
気分は「Chat GPT相談室」。気軽に質問できるので人には言えない悩みも相談したくなってしまいますね! Chat GPTさん的に分からない質問なのか、ときどき「おっと、エラーが発生しました」と表示されることがあり、おっ?分からないのかな?と微笑ましくなる場面も。
質問の仕方を変えると答えてくれるので色々試してみましょう!
人見知りにおすすめの仕事は?とChat GTPに聞いてみた。
早速、筆者の悩み事である「人見知り」そして「向いている仕事」をChat GTPに相談してみました。簡潔な答えを想像していたら、おすすめの仕事を4つ提案してくれた上にアドバイスまで貰えてびっくり!どれも「ごもっとも!」と納得のいく回答ばかりでしたので、内容をくわしくご紹介していきます。
1:フレックスタイム・リモートワークが可能な仕事
「1. フレックスタイムやリモートワークが可能な仕事: 人見知りの方は、 大勢の人と直接的に関わることが苦手な場合があります。フレックスタイムやリモートワークが認められる仕事は、 自分のペースで仕事を進めることができ、 他人との接触を最小限に抑えることができます。」
まず、「フレックスタイム」「リモートワーク」などの働き方をおすすめしてくれました。
コロナ渦で一気に広まったリモートワーク。必要な場面でのみ人と対峙する働き方なので、対人ストレスはかなり減りそうですよね。できることならぜひやってみたいものです。
「他人との接触を最小限に抑える」「自分のペースで仕事をする」など的確なアドバイスもしてくれて「うんうんそうだよね! 」と頷きながら読めました。
2:人が少ない…?
「2.人が少ない」
…あれ?そこで回答が止まってしまった…?「人が少ない…職場」「人が少ない…環境」などと文章が続くと思っていたので、思わず「そこで終わりかーい! 」と突っ込んでしまいました。
Chat GTPさん、相談に乗りすぎて面倒くさくなっちゃったんでしょうか?これもご愛嬌と思って受け取っておきます(笑)
3:専門性の高い仕事
「3.専門性の高い仕事: 自分が得意とする分野に特化した仕事は、 他人との接触を最小限に抑えつつ、自身の専門知識やスキルを活かすことができます。 例えば、プログラマーやデータアナリストなどの技術的な仕事は、 人見知りの方に向いている場合があります。」
つぎに、自分が得意とする分野の技術的な仕事もおすすめだそうです。常にコミュニケーションを取らなくてはならない仕事とは違い、集中して作業に向かえるというのは確かに人見知りさんに向いていますよね。
さすがChat GPTさん、良く分かっていらっしゃる!
4:クリエイティブな仕事
「4.クリエイティブな仕事: 芸術やデザイン、執筆などのクリエイティブな仕事は、一人で取り組むことが多く、 他人との直接的な関わりを必要としません。 自分のアイデアや創造力を活かせる仕事に興味がある場合は、クリエイティブな仕事がおすすめです。」
芸術やデザイン、執筆なども人見知りさんにおすすめだとか。
1人で取り組む時間が多いので、人と関わり過ぎず落ち着いて仕事ができるのが良いですよね。クリエイティブなアイディアや想像力を活かして仕事したい場合にはぴったりといえます。
博識なChat GPTさん、ぜひ上司やメンターになってくれませんか?
Chat GTP の回答に勇気付けられてほっこり
ちなみに質問すると自動的にタイトルが付くのですが、今回はそのまんま「人見知りのおすすめ仕事」という名前が付けられていました。真面目か!
そして回答の最後には「人見知りの方でもコミュニケーション能力を伸ばすことは重要」「積極的にチャレンジすることもおすすめ」とアドバイスをくれました。
やりなさい!口調ではなく、遠回しに応援してくれる感じが人間っぽさもあって何だかほっこりしました。
おもしろかったので、他にも質問してみました!
次に質問したのは、日頃ありがちな「前髪を切りすぎたんだけど、どうしよう?」という質問。こんなありふれた質問にもChat GTPさんは丁寧に答えてくれました!
「前髪を切りすぎてしまったということですね。 心配しないでください、 いくつかの方法があります。 以下にいくつかのアイデアをご紹介します。
1. アクセサリーを使用する: ヘッドバンドやリボン、ヘアピン ヘアクリップなどのアクセサリーを使って、 前髪を留めることができます。 これによって、 切りすぎた前髪を目立たなくすることができます。
2. サイドパートにする: 前髪をサイドに寄せてサイドパートにすることで、 切りすぎた部分を隠すことができます。 ヘアスプレーなどを使って、しっかりと固定しましょう。
3. ヘアアクセサリーを使う : ヘアバンドやへアクリップ、ヘアピンなどを使って前髪を留めることもできます。 これによって前髪のスタイリングを変えることができ、 切りすぎた部分を隠すことができます。
4.ヘア
5.ヘアエクステンションを使う: もし急いで前髪を伸ばしたい場合は、 ヘアエクステンションを使うことも考えてみてください。これによって前髪を自然に見せることができます。
切りすぎた前髪は成長するまで時間がかかるかもしれませんが、 上記の方法を試してみてください。 それに加えて、 ヘアスタイリストに相談することもおすすめです。 彼らはさまざまなヘアスタイリングのテクニックを知っているため、あなたの前髪の問題に対して最適な解決策を提案してくれるでしょう。」
回答は「ヘアアクセサリーを利用して前髪を止めて目立たなくする」「サイドパートにする」「エクステンションを使って前髪を急いで伸ばす」です。今回はヘアアクセサリーを使う回答が2つあり、内容もほぼ同じでした。役には立つけど、前回の「人見知りのおすすめ仕事」より少し精度が低いといえるかもしれません。
そして前回と同じく「ヘア」で止まってしまった回答があります。デフォルトなのか、回答を考える時のひとりごとなのか謎は深まります…。
質問のタイトルがシュールで良い
前髪の質問に名付けられたのは、「前髪問題解決策」。英語を日本語訳しているからかもしれませんが、「前髪問題」なんてなかなかシュールで面白いタイトルですよね。
質問の回答だけでなくタイトルにも注目してみると、より楽しめるかもしれませんよ!
まとめ
今回、はじめてChat GTPを使いましたが「ウワサ通りすごいな」という印象でした。
質問するだけで人間が書いたような文章をかんたんに作成してくれるので、仕事の効率化にとても良さそうだし人に相談するまでもないちょっとした対処法を聞くのも良さそう。ひとつの事柄の情報を集めたい時にも、いちいち検索しなくて済むので便利ですよね。
ただ、インターネット上の知識を元にしているので、使う側の人間が情報が正しいか正しくないかを判断する必要があるようです。ひとまず「考えて判断する」という人間の仕事はまだ残っていそうなので、ひと安心といったところでしょうか。
Chat GTPも質問してから回答まで、実際に考えながらタイピングしているような時間があるので、どんどん考える力がレベルアップして人間を超える日が来るのかも…?