食材をたくさん買ったけど食べきれなかったり、気づいたら消費期限が切れていたりして、捨ててしまった経験がある人は多いと思います。私もその1人です。
本来なら食べられるはずの食品を捨てる「食品ロス」が増えると、当然ゴミも増えます。そうなると、余分な二酸化炭素が発生して温暖化に拍車がかかってしまうんです。今でも真夏になるとかなり暑いのに、これ以上暑くなるなんて耐えられない!
そんな食品ロスですが、1人1人がちょっと工夫をするだけで、簡単に削減できるんです。というわけで今回は、食品ロス削減を目指せるグッズをご紹介します。
手軽に食品ロス削減! おすすめグッズ5選
食品ロス削減のために私たちができるのは、必要な分だけ買う、作りすぎない、無駄なく使うこと。
でも、わかってはいても実家から送ってくれた野菜を食べきれなかったり、安売りしてたら買いすぎたりしちゃうんですよね。そういう時には、手軽に食品ロスを目指せる便利グッズを活用してみましょう!
1.刺すだけで鮮度長持ち! 「ベジシャキちゃん」
最初にご紹介するのは、コジットの「ベジシャキちゃん」。名前もかわいい、直径は約3cm、高さは約6cmの小さいグッズです。
実はこれ、キャベツやレタスなどの葉物野菜の芯に刺すだけで、長持ちするグッズなんです。葉物野菜の鮮度が落ちる理由の1つが、収穫後も芯にある成長点から細胞分裂をしているから。「じゃあ、その成長点を破壊しちゃえばいいじゃん! 」っていうことで開発されたのが、このグッズ。開発の経緯はあくまでも想像ですが。
キャベツとかレタスって、1人だとなかなか使いきれないし、すぐにシナっとなっちゃうんですよね。ベジシャキちゃんを使えば、芯の中心に垂直に刺すことで成長スピードが遅くなるので、きちんと使いきれますよ。
ちなみに、ベジシャキちゃんには、玉ねぎ・小松菜などの芯が小さい野菜用の「チビシャキちゃん」、大根・人参などの根菜類用の「ダイちゃんキャロちゃん」、きゅうり・アスパラなどの立った状態で育つ野菜用の「ベジたてちゃん」という兄弟姉妹もいますよ。
2.開封済みの袋を密閉できる「袋止めクリップ」
サムコスの「袋止めクリップ」は、袋に入った食品を保存する時に便利なグッズです。お菓子やコーヒー豆、小麦粉などの袋に入っている食品は1度袋を開けたら、湿気やすくなるし、酸化が進むし、香りも逃げてしまいます。
そうなると、当然美味しくないから食べきれないままゴミ箱行きに。でも、袋止めクリップで開封した袋を密閉しておけば、劣化を遅らせてゴミ箱行きになる食品も減らせるんです。
特にこの袋止めクリップは気密性が高く、耐冷・耐熱性にも優れているからクリップをしたまま冷蔵庫で保存をして、鮮度を長持ちさせることもできます。さらに、12cm、19cm、23cm、29cmの4種類のクリップが全部で16本セットになっているので、どんな食品の袋でも使用可能。
使い方は差し込んでスライドするだけ。挟むタイプのクリップに比べると使う時にコツは必要ですが、慣れると簡単だし、きちんと密閉してくれますよ。頻繁に開閉する食品よりも、長期保存する食品の保存におすすめです。
3.食品・プラスチックのゴミを減らせる「シリコンラップ」
次にご紹介するのは、作り置きしや残り物の保存をしたい時におすすめの、Delioneの「シリコンラップ」。高品質なシリコン素材で作られていて、耐冷・耐熱性があるので、冷蔵庫での使用はもちろん、電子レンジで使うこともできます。
伸びがよいシリコン製ということもあり、円形の容器だけではなく、正方形や独特な形の容器にも使用可能。しかも、複数サイズ&カラーのシリコンラップがセットになってるからお得なんです!
密閉性も抜群によくて、汁物を入れた器をひっくり返しても、こぼれる心配はほとんどありません。有害な化学物質が含まれていないので、ひっくり返した時に食品が触れても安心。きゅうりや大根などの切り口に被せるのもアリ。食品に空気が触れるのを最小限にできれば、鮮度も保てますね!
市販されている食品用のラップは便利だけど、使い捨てだから、食品ロスは減らせてもゴミは増える。あと、ラップ同士がくっついてイライラすることもあるし。このシリコンラップなら、繰り返し使えて耐久性もあるので、いろんな意味で環境にやさしい商品です!
4.おいしく加工して食品ロスを実現! 「フードドライヤー」
「野菜や果物を買ったけど、あとちょっとが食べきれない!」「お肉を冷凍したけど、やっぱり料理するのは面倒… 。」そんな時は、ドライフードを作れるBellLifeの「フードドライヤー」を使ってみませんか?
野菜や果物、お肉などをスライスして、温度と時間を設定するだけで、簡単にドライ野菜・ドライフルーツ・ジャーキーなどを作れるんです。
本体は、32cm×25cm×22cmの比較的コンパクトなサイズで、トレイが5段もあるから、1度にたくさんの量を乾燥させられるのが魅力。天日干しとは違って、雨の日でも使えるし、ホコリなどがつく心配もありません。温度は35度~70度の間で8段階の調整が可能で、時間は30分単位で1時間~48時間まで設定できます。
便利だけど、電気代が気になる人も多いでしょう。このフードドライヤーは、24時間使っても電気代は200円ほど。無添加のドライ食品を自宅で作れることを考えると、お得ではないでしょうか。
乾燥すれば日持ちするので、捨てる量を減らすことができます。さらに、食材の旨味が凝縮されて、普通に食べるよりもおいしくなる効果も! ドライフードを作るために、食品を買いたくなるかもしれません。
5.オリジナルラベルで楽しく日付管理! 「感熱ラベルプリンター」
最後にご紹介するのは、Phomemoの「感熱ラベルプリンター M110」。スマホやパソコンに接続して、好きなデザインのラベルを印刷できるプリンターです。
食品ロスを防ぐために、「料理を作った日や食品を購入した日を書いて管理しよう! 」と思っても、ただ日付を書くだけってちょっと味気ないですよね。手書きでカラフルにしようと思っても、3日くらいで飽きそうだし…。
このプリンターの専用アプリには、フレームが20種類、フォントが36種類、テンプレートは100種類、アイコンは500種類以上も用意されています。テキスト以外にもQRコードやバーコード 自分好みにデザインできるから、楽しく食品ロス対策ができるんです。
また、シートの種類も豊富で、すべてのシートに防水コーティングが施されているので、耐水性・耐油性・耐久性に優れています。冷蔵庫内での使用も全く問題ありません!
食品管理用としてだけではなく、メルカリの宛名ラベルや小物類の収納ラベルを作る時にもおすすめ。手のひらサイズだから、1つ持っておくとかなり便利ですよ。
まとめ
食品ロスの削減を目指せるグッズを5つご紹介しましたが、いかがでしたか? 食品ロス対策をするのは、未来の自分たちのためにできることの1つです。
そもそも、本来は食べられる食品を捨てるってもったいないですよね。自分に合うグッズを見つけて、少しでも楽しく手軽に食品ロス対策しましょう!