ゴミの分別って、結構手間がかかりますよね。特に、ペットボトルのフィルムや瓶のラベルをキレイに剝がすとか。それに、分別する種類ごとにゴミ箱を準備しなきゃいけないし。
でも、ちゃんと分別しないと環境によくないし、そもそも収集してくれないですもんね。そんな時には、楽しく簡単に分別できるグッズを使ってみませんか?
今回は、ゴミの分別が楽になるグッズたちをご紹介します!
手間を省きたい! ゴミの分別が楽になるグッズ5選
ゴミの分別はSDGsの目標達成のために、私たちが日頃からできることの1つです。燃やすゴミ、リサイクルできるものなど、適切に分別することでゴミを減らせるし、地球温暖化の抑制にも繋がります。
とはいっても、ゴミの分別はちょっと面倒なので、少しでも楽をするために便利グッズの力を借りちゃいましょう! それでは早速、ゴミの分別を楽にする便利グッズ5選をご紹介します。
これがあれば分別が楽になる! 「万能分別はさみ」
最初にご紹介するのは、大手文房具メーカー、サンスター文具株式会社の「万能分別はさみ」です。サンスター文具といえば、象が踏んでも壊れない筆箱とか、どんなに使ってもカドを使える消しゴムなど、ユニークで便利な商品を生み出しているのが特徴。
この万能分別はさみもその内の1つ。このはさみ、そもそも形がおもしろいですよね。でも、このはさみとは思えない変わった形は、ちゃんと考えられて設計されているんです。
例えば、牛乳パックのような細長いものを切る時って、普通のはさみだと途中から手が邪魔になって切りにくくなりますよね。でも、このはさみだと持ち手とはさみの部分が直線上ではないから、最後まで切りやすい!
さらに普通のはさみとは違って、少し尖った刃先はペットボトルのフィルム剥がしやリング外しに使えるんです。刃には弱磁力がついていて、ディンプル加工(複数の小さな凹み)も施されています。スチール缶とアルミ缶の分別を一瞬でできるし、テープを切ってもくっつきにくいというメリットも。
そして、キレイに外せる確率約50%(個人の感想です)の調味料の注ぎ口キャップも、この万能分別はさみを使えば、めちゃくちゃ楽になります! ちなみに、このはさみ自体も分別できるので、最後まで楽に使えますよ。
手軽にガス抜きをしたいなら「ガスダッシュ」
キッチン用品で有名な和平フレイズ株式会社の「ガスダッシュ」も、ゴミの分別作業に便利なグッズの1つ。
ガスダッシュはスプレー缶のガスを抜くためのアイテムで、クリップのような形をしています。使い方は、噴出口を押さえるようにして挟むだけ。これだけで、中に残っているガスを噴き出すことができるんです。
基本的に、ガスボンベや整髪料のスプレー缶には、ちゃんとガス抜きの方法が書いてあります。ただ、キャップを使ったり噴出ボタンを取り外したりなど、スプレー缶によってガス抜きの方法が違うから少し面倒ですよね。そもそも手順がどこに書いてあるかわかりにくい!
このガスダッシュなら、ほとんどのスプレー缶に使えるし、スプレー缶の種類によってガス抜きの方法を変える必要がないから楽ちん! 自治体によっては、スプレー缶の穴開けをしないと捨てられませんが、このクリップでも穴開けできるから一石二鳥です。
クリップの背面にはマグネットがついているので、冷蔵庫などにつけておけば使い終わったスプレー缶が出たときすぐに作業できます! スプレー缶用のゴミ袋を挟んで収納しておくのもアリかもしれませんね。
分別作業をしながらストレス解消もできる「リサイクルクラッシャー踏み踏み」
次にご紹介する、ゴミの分別が楽になる便利グッズは、エポラスの「リサイクルクラッシャー踏み踏み」です。大きさは16.5cm×32cm×4.2cmと、それほど大きくはなく、「踏み踏み」というかわいい名前なのに、とんでもない威力の持ち主なんです!
実はこれは、空き缶やペットボトルを挟んで踏みつけるだけで、潰せる便利グッズ。なんとなく想像できた人もいるかもしれませんね。
190ml〜1Lの空き缶、500ml〜2Lのペットボトルを潰してコンパクトにできるので、ゴミ出しが結構楽になります。自治体のゴミ出しルールで「ペットボトルは潰してね」って書いてあっても、なかなか簡単に潰せないんですよ。これがあれば、今まで2袋分のゴミ袋が必要だったけど、1袋分に収まるかも。
スプレー缶を潰すことはできませんが、硬めのスチール缶も楽に潰せます。潰す時に缶がずれないような滑り止めもついていて、底面には床傷防止用のゴム付き。これはありがたい…!
「踏み踏み」どころか、1度の踏みで完結するし、空き缶やペットボトルが一瞬でペチャンコになるのも楽しいんです。ゴミの分別作業をしながらストレス解消もできそうですね!
分別用のゴミ袋をまとめられる「レジ袋ハンガータワー」
山崎実業の「レジ袋ハンガータワー」は、商品名の通り、レジ袋を引っ掛けられるハンガー。ゴミ箱を増やしたくない人、1度に出すゴミの量が少ない人などにおすすめの便利グッズです。
自治体のゴミの分別の種類が多ければ多いほど、ゴミ袋もゴミ箱も準備しなきゃいけないですよね。でも、そんなにゴミが溜まらない種類なら、ゴミ箱を置くスペースがもったいないと思う人もいるはず。
このレジ袋ハンガータワーは、シンク下の扉に引っ掛けて使えるので、デッドスペースを有効に使えるんです。もちろん扉の内側・外側のどちらに設置してもOK。袋の持ち手を引っ掛けた状態で開閉もできるから、ゴミを入れない時はスッキリ収納できて、ニオイが気になりにくいのも魅力的ですね!
耐荷重は約2kgで、最大3つの袋を引っ掛けられます。1人暮らしや元々ゴミの量が少ないなら、プラスチック・空き缶・ペットボトルの3種類のゴミ袋を設置できそうですね。
ちなみにレジ袋のほかにも、自治体の指定ゴミ袋の最小(5~15L)サイズなら、問題なく引っ掛けられますよ。
ラベルはがしのストレスを軽減できる「シールはがしクリーナー」
最後にご紹介するのは、3Mの「シールはがしクリーナー」。3Mって、テープ類で有名ですが、はがす方もちゃんと考えてくれていたことにびっくり!
ところで、調味料やお酒の瓶にぴたーっと貼ってあるラベル。あれをキレイに剝がせる人っていますか? インスタントコーヒーなどの一部の商品は、はがしやすい素材で貼ってくれているから、気持ちよくはがせますが、そうじゃないものも。
「お湯に浸けておけばはがれる」と言われても、できればもっと楽にはがしたいですよね。自治体によっては、ラベルはそのままでOKというところもありますが、「キレイにはがしてください! 」という決まりがあるならなおさら。
そんな時に役に立つのが、このシールはがしクリーナーなんです。はがしたいものにシューッとスプレーをするだけで、ラベルをはがしやすくなります。ハードとソフトの2種類がありますが、はく離効果が強力なハードを使うと安心です!
まとめ
今回は、ゴミの分別が楽になるグッズをご紹介しました。何か気になるグッズはありましたか?
ゴミの分別は、環境のためでもあり、未来の私たちのためでもあります。自分に合った分別グッズを使って、楽しく、そしてルールを守って分別しましょう!