誰でも聞いたことのある「マッチョ」という言葉。
「マッチョ」とは、スペイン語の「男の」という意味の「macho(マチョ)」が変化したモノです。今では、強さやたくましさを表す言葉として使われていますよね。男性であれば、マッチョに憧れて筋トレをしている人もいるはずです。
今回は、仕事をしながら筋肉をつける方法を紹介します。
体を使った仕事で健康的な体づくり!
「仕事のあとは疲れてジムに行けない」「最近お腹にお肉がついてきた」などと悩む人には、全身運動が含まれる仕事である肉体労働がオススメです。肉体労働をしながら体を鍛えるメリットとは?
仕事へのモチベーションが上がる
筋肉をつけたい!という目標があれば、おのずと仕事へのモチベーションも上がるでしょう。筋肉をつけるということ以外にも、仕事を通じて達成したい目標があれば、仕事に対してより前向きに続けることができます。
健康的な体づくりができる
トレーニングのように特定の筋肉を使うだけでなく、体全体を動かすことができます。無理をしないことが前提となりますが、意識していなかった筋肉を使うので、バランスの良いトレーニングが可能です。また、全身を動かすことで内臓機能が活性化するので体の内側から健康になります。
時間やお金が節約できる
仕事がトレーニングになるので、仕事帰りにスポーツジムに寄って鍛える必要がなくなります。当然、スポーツジムの費用はかからず、時間とともにお金も節約できます。
筋肉をつけるためのポイントは?
仕事をしながら筋肉をつけるためのポイントは、通常の筋肉トレーニングをする場合と大きな違いはありません。筋肉をつけるためのポイントはいくつかあります。
食事に気をつける
筋肉を大きくするために一番大切なのは「十分な栄養をとる」ことです。栄養価を考慮した食事は、トレーニングと一緒にとると効果的でしょう。特に筋肉の原料となる「タンパク質」は大切です。
スポーツ選手のようにプロテインなどのタンパク質が含まれた飲料を飲んだり、タンパク質の多い肉類を食べたりすると良いでしょう。
ただし、脂質(アブラ分)のとりすぎには気をつけてください。脂質をとりすぎたときには、魚類をバランス良く食べることがオススメ。サバには不飽和脂肪酸という血中のコレステロールや中性脂肪を減らす成分が多く含まれています。
肉類の動物性食物以外で例を挙げると、納豆や豆腐はタンパク質が豊富です。納豆は生活習慣病の予防効果もあります。
休養をとる
筋肉トレーニングをすると、筋肉は一度壊されてしまいます。その後、それまでのトレーニングに耐えられるように体が修復され、筋肉が大きくなります。このような修復のカギを握るのが休息です。休息とトレーニングのサイクルを意識して、体に負担をかけすぎないようにしましょう。
その他のポイント
疲れを残さないために、体の血行を良くする「お風呂」は大切です。ゆっくり湯船につかり、血行を良くして老廃物を体の外に出しましょう。入浴前後にストレッチをすると、筋肉を適度に休めることができ、筋肉増強の効果が高まります。
体を鍛えられる仕事は何がある?
体を鍛えながら働くことができる仕事にはどんな職種があるのでしょうか?例として、いくつかご紹介します。
ピッキング
倉庫や工場などで、渡された伝票や指示書に従って商品を取り出していく仕事です。商品を出し入れするために、倉庫内を歩き回ります。また、商品を上げたり下ろしたりする作業があるので足、腰、腕が鍛えられ、筋力アップが期待できます。
組立・組付け
部品を組み立て、製品をつくる仕事です。自動車部品など、大きなパーツを組み立てる場合には体力が必要です。この仕事は体を動かすことに加えて、収入をしっかり得られる点が魅力です。慰労金や奨励金制度が充実している勤務先が多いので、体を鍛えながらまとまったお金が欲しい人にオススメです。
加工(鋳造・鍛造 NC旋盤含む)
鉄製品や大型の機械部品などを切断、形成する仕事です。鉄板などの重いモノを扱うことが多いため、体力がつきます。体が鍛えられるだけでなく、加工技術を身につけられることができるのでキャリアの発展性があります。また日本の「モノづくり」に関わる感覚を直接体験できます。
自分に合った仕事を選ぼう
体を鍛えられる仕事には、良く見るとたくさんの環境があります。体を鍛えるために、筋トレをしながら働ける仕事を選ぶというのも、職種選びの一つの方法です。仕事も筋力トレーニングも楽しみながら取り組むことで、思い描いた肉体を手に入れましょう。
制作:工場タイムズ編集部