こちらの記事では、「最新の電化製品」をテーマに、プレスリリースされたばかりのちょっと変わった商品や最新技術が「これでもか! 」とばかりに搭載された製品を一挙ご紹介していきます。
モノづくりに懸ける人々の情熱は今も昔も変わりません。冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器、スマートフォン、パソコンなどなど、今でこそ当たり前の製品ですが、そのどれもが誰かの「こんなものがあったらいいのにな」という想いから生まれています。
そんな新商品の中にも、中には「それ必要」と思ってしまうような面白い発明もありますよね。今回ご紹介する製品も一風変わった面白電化製品ばかりなので、ぜひ楽しんでいってください!
なぜこの製品が生まれた?
AI搭載のナメクジ駆除ロボット。
自分の顔写真の焦げ模様をプリントできるトースター。
「どんな需要があって、その製品をつくったの!? 」と思わず聞いてしまいたくなるような面白発明や珍しい製品って、意外とたくさんあるんです!
令和の時代に突入し早数年が経過、2025年大阪万博も間近にひかえた今、どんな最新電化製品がリリースされているのでしょうか? さっそくチェックしていきましょう!
阪神タイガース専用「ポップコーンメーカー」
第一号は、2022年6月14日より発売開始された阪神タイガース専用「ポップコーンメーカー」でございます。
本体には雄々しい「阪神タイガースのロゴ」がドンと印字されており、たったの3分間でポップコーンがつくれる優れモノ。バタフライタイプ・マッシュルームタイプどちらのタイプのポップコーンにも対応しています。
本体サイズは11.5×17.5×26.5cmと、なんとか片手で持てるサイズ感。重量は720gとやや重めですが、卓上に置けば問題ありません。
これさえあれば、そこはもう球場
ポップコーンに市販のフレーバーや調味料で味変も楽しめます。溶かしたキャラメルやチョコを掛けても美味しそう!
球場に足を運べなくても、自宅で白熱するプロ野球を観戦するときに最適です。「ポップコーンなんて、コンビニで買ってくればいいのに」なんてことは言ってはいけません。熱々だからこそ良いのです。コンビニのポップコーンも美味しいですけどね!
少しでも野球観戦を楽しんで欲しい
「ポップコーンメーカー」自体、それほど珍しいものではないですし、目新しい最新技術が搭載されているわけでもありません。
ただ、これがタイガースファンや球場に行けない野球ファンために「少しでもスタジアムの臨場感、現地の雰囲気を味わってもらいたい…」そんな想いから生まれたのではないかと想像すると、ちょっとグッと来ませんか?
ここ数年は外出規制もあり、中々気軽に外を出歩けません。そんな世の中だからこそ、人々の想いに応える形でこのような電化製品が生まれているのではないでしょうか。
SHINING WATER BAG
2つ目にご紹介する製品は、USB充電ができるLEDランタン「SHINING WATER BAG」です。
「なんだ、ただのランタンか…」と思った方、ちょっと待ってください。この SHINING WATER BAGはただUSB充電可能なLEDランタンではございません。
ランタンでありながら、ちょっと変わった使い道、便利な機能が搭載されているのです! では、さっそくどんな使い方・機能があるかチェックしていきましょう。
水を入れて使う不思議なランタン
SHINING WATER BAGの見た目は、500mlのペットボトルがちょうどすっぽり入りそうな大きさの袋のような形状をしています。
「これのどこがランタンなの? 」と突っ込みたくなる形状ですが、実はこの袋の中に水を入れてランタンとして使用するのです!
袋の底部にLEDライトが搭載されており、光が水に反射してランタンとして使えるわけ。非常用にも便利ですし、キャンプなどにはもってこいですよね。光の具合もちょっと幻想的で素敵。
太陽光さえあればいつでも使える
SHINING WATER BAGの魅力はこれだけではありません。LEDライトの充電には通常、USBケーブルを使って電力を供給するのですが、非常用の備えとして太陽光による充電もできるんだとか。
さらに変換ケーブルを使えば、スマホの充電器にもなります。ただLEDライトが付いているだけの袋ではなかったんです。もちろん、本体は防水加工で上部に手提げもついているから「防水バッグ」にも使えます。
オート定量ディスペンサー「マスターいつもの」
では、最後にご紹介するのはこちら。サンコー株式会社より2022年7月29日発売された『酒飲みのためのオート定量ディスペンサー「マスターいつもの」』。念のため補足すると「酒飲み」から「いつもの」までが製品名です。
こちらの製品はウイスキーなどのボトル部分に取り付けて、毎回同じ量を自動で注げるセンサー式定量ディスペンサー。
手をかざすと、泡が出てくる手洗い用のディスペンサーを想像してもらえると分かりやすいかもしれません。要するにグラスを近づけると、自動でお酒が出てくるというわけ。
飲み過ぎてしまう人は必須?
使い方はいたって簡単。付属のチューブを本体につなげ、ボトルに製品を上から差し込むだけ。電源ボタンを押せば、後は自動でグラスにお酒を注いでくれます。
この製品がちょっと面白いのは、商品名の通り一回目に注いだ量を記憶して、2回目以降は同じ量を注いでくれるというところ。まさに「マスターいつもの」です。
お酒のボトルって、結構大きいし重いですよね。それに飲んでいるうちに、お酒の量が増えてしまうことってよくあると思うんです。でも、マスターがいれば安心。いつでも定量注いでくれますよ!
まとめ
今回ご紹介した最新の電化製品、いかがだったでしょうか。中には、「それ、デジタル化する意味ある? 」と思いたくなるような製品もあったかもしれませんね。
でも、そんな製品も誰かの「つくりたい」「欲しい」という想いが結実したもの。皆さんも、ぜひ面白い商品や珍しい最新電化製品があったら教えてくださいね!
制作:工場タイムズ編集部