「期間工として働きたい」と思ったら、まずは情報収集をしたいですよね。 特に、期間工として働いた経験がない人は「そもそも期間工で働くメリットはあるのか」「未経験の場合はどんな情報を見ればいいのか」など、さまざまな不安や疑問があるはずです。 ここでは、期間工として働くときの情報収集についてくわしく紹介します。
期間工とは?
期間工とは、勤務する期間が決まっている従業員のことです。雇用形態は契約社員で、期間従業員ともいいます。主に四輪や二輪、部品などを製造するメーカーが募集しており、期間工はその製造ラインで働くことになります。
派遣社員とは違い、会社に直接雇用される形になることが特徴です。ほとんどのメーカーでは、3〜6ヶ月ごとに更新し、最大2年11ヶ月間勤務できます。
期間工ではたらくメリット
期間工で働く最大のメリットは、稼げることです。時給が高かったり、入社祝い金・慰労金があったりなど、かなりの収入が見込めます。
また、期間工は会社との直接雇用になるため、正社員とほぼ同じ福利厚生を受けられるのもメリットの1つ。社会保険や厚生年金に加入できることはもちろん、有給休暇も取得できます。
期間工を募集しているほとんどのメーカーでは、期間工用の寮を完備しています。敷金はもちろん、寮費や水道、光熱費は無料のところが多いため、生活費はほとんどかかりません。期間が満了したときに、200~300万円ほどの貯金をすることもできます。
目的別で探してみよう
期間工の情報収集をするなら、自分の目的に合う職場かどうかを確認しましょう。期間工は、早くに辞める人が多い仕事でもあります。その最大の理由は、仕事内容が自分に合っていないこと。どんなに稼げるとはいっても、やはり自分に合う職場で働きたいですよね。
例えば、未経験者の場合はきちんと指導してもらえる体制が整っているか、正社員になりたい人は正社員登用の実績はあるかなどの情報収集をしましょう。
女性でも働ける職場や力仕事が少ない職場を探す場合は、部品工場がおすすめ。また、40代以上でも働ける職場を望む人は、求人情報には年齢上限の記載はないため、口コミサイトやSNSなどを参考にしましょう。
どんなサイトで募集している?
期間工は、複数のサイトで募集しています。メーカーのホームページはもちろん、期間工専門の人材紹介会社や無料の求人情報誌などでも掲載されています。1つのサイトだけで情報を得られないときは、同じ職場の求人情報を複数のサイトで確認しましょう。
制作:工場タイムズ編集部