いろんなシーンで使われる「カフェ」。
ちょっとした空き時間や友達との待ち合わせ、勉強したいときなど、本当に便利です。
カフェと聞いたら、普通はコーヒーを飲んだり、軽食を食べたりして、ゆっくりできる場所を想像します。
しかし、最近流行りのカフェは一味違います。なんと、ものづくりができるのです。
そこで今回は、ものづくりができるカフェについてご紹介します。
そもそも、ものづくりカフェとは?
ものづくりカフェでは、一般的なカフェの楽しみに加えて、気軽にものづくりを体験することができます。
体験できるものづくりは、カフェによって異なります。クラフト系、ハンドメイド系、エレクトロニクス系、ジュエリー系など。好みに合わせたものづくりが、カフェで気軽に楽しめます。例えば、アルバムやフラワーアレンジメント、バッグやアロマオイルまで。カフェで開催されているイベントに合わせてつくってもよいですし、自分のつくりたいものをデザインからつくることのできるカフェも。
ものづくりカフェの魅力はなんといっても気軽さ。ものづくりに興味はあっても、 「手間や時間がかかって大変そう」「手先が器用じゃないからうまくできるかな」「つくりたいものをちゃんと完成させられるかな」など、心配があってなかなか取りかかれないこともありますよね。しかし、ものづくりカフェは、フラッと立ち寄って、設備や材料が用意された状況で、作業に取り組むことができます。
このようなお茶をしつつ、気軽にものづくりができる場所が、日本全国各地にどんどん広がっています。東京・大阪・北海道・名古屋など大都市以外の地域にも存在します。そのため、みなさんの住んでいる町にもあるかもしれません。
本格的な機械がカフェに?
それでは、どのようなものづくりカフェがあるのかをご紹介します。例えば、ものづくりカフェには、3Dプリンタやレーザーカッターのような本格的な機械が設置されている場合 があります。店内に置いてあるこういった専門的な機械を使って、ものづくりを気軽に楽しめるのがポイントですね。
3Dプリンタを使えば、自分がデザインしたキャラクターのフィギュアを作れます。レーザーカッターでは、食べ物や小物にメッセージやイラストを入れてオリジナルなデザイン作りを楽しむことができます。
材料もカフェで用意していることがほとんどです。機械の使い方やコツは、カフェの店員さんが優しく教えてくれます。そのため、ものづくり初心者でも安心してお店に行けます。但し、機械を使いたい場合は予約が必要な場合もあります。カフェに行く前に、一度確認をしてからいくのがオススメです。
お茶をしながらハンドメイド体験
服や小物をつくれる「ものづくりカフェ」もあります。気軽に自分だけのアクセサリー小物や服をつくることができます。
布を裁つときには、はさみを使わずにレーザーカッター をつかうことがあります。レーザーカッターは、光の力をつかって材料を裁断することができる箱型の機械です。機械の中に材料をいれてスイッチを押せば自動的に切断をしてくれます。また、機械の上部がガラスになっていて、切断中の様子をのぞくこともできます。このように、レーザーカッターを使えば、材料を入れて待つだけなので、ものづくり初体験の子供にとっても安全 です。そのため、お子様連れの主婦層の方にも人気。自分や家族へのプレゼントをつくるために、お子様を連れた多くの主婦たちが、ものづくりを楽しんでいます。
自身でつくったものを展示会などで発表したり、販売したりするイベントも開催されている場合も。ものづくりカフェでは、展示会に向けたミーティングスペースとしても活用され、にぎやか になります。
このように、ものづくりをするだけではなく、カフェ本来の使い方もできるのが魅力的。提出する作品の制作に向けた、練習や打ち合わせ。展示会の感想を話す場としても、活用されています。ものづくりが好きな人たち同士の憩いの場となっています。
ものづくりカフェに行って、体験をしてみましょう
ものづくりカフェ、いかがでしたか?ものづくりカフェの気軽さや、そのほかの魅力について知っていただけたでしょうか。カフェに行けば、この世にひとつしかない、オリジナルな製品を簡単につくれるのです。ものづくりをしている雰囲気を感じながら、お茶をするだけでもOKなお店もあります 今回ご紹介した例以外にも、まだまだ、ものづくりカフェはたくさんあります。もし興味のある人は、近くのものづくりカフェに訪れて、その雰囲気を体験してみてください。
制作:工場タイムズ編集部