読まなくなった大量の漫画や本がある方。そんなときは友達へプレゼントしたり、Webサイトで売ったりしたりすると思います。
本の数が多ければ、梱包することになります。梱包が上手にできれば、友達を喜ばせたり、本の買取り査定が上がったりお得なことがたくさん。
そこで今回は、本の梱包のポイントを3つご紹介します。
ポイント1:防水対策をしっかりする
きれいに管理していた本は、雨や水にぬれないように、きれいな状態で届けたいもの。もし水に濡れると本が破れやすくなったり、曲がったり、シミがついて取れなくなる恐れがあります。 そのため、配送している途中の雨などに濡れても大丈夫な状態に、あらかじめ配慮しておく必要があります。本を売るにしても、買い取り査定の価格が上がるかもしれません。
具体的な対策としては、ビニール袋などで本を包んでおくことが挙げられます。本のサイズも、大きいものから、小さいものまでたくさん。本の量が多ければ、それだけ大きいビニール袋を用意することになります。日頃からビニール袋を何種類か取り置きしておけば便利です。
ビニール袋のサイズは10号、11号がオススメ。また、どんなに大きな本であっても13号もあれば、ほとんど対応できるでしょう。スーパーで買い物をすれば、このサイズのビニール袋は簡単に手に入ります。また、100円ショップでも売っています。もっと防水性を高くしたいときには、ジップロックのような、密封性の高い袋も使えます。
ポイント2:本の折れを防止する
コンビニや書店で雑誌を買う際に、表紙などが折れていないものを選んで買った経験はありませんか?水に濡れるのと同じように、折れてしまうことでも本はダメージを受けます。折れた跡をアイロンなどで目立たないようにできる場合もありますが、なかなか簡単には元通りになりません。そのため、本の折れを防止する対策をしておきましょう。本を送る側だった場合、届いた先の人に喜んでもらえます。きれいな本を、きれいな状態で相手に届けることが大切です。
ほとんどの本は表紙も紙でできています。その性質上、折れやすいのはしょうがないかもしれません。しかし、できる限りの対策をして、普通の配送であれば折れないくらいの状態には最低限しておきましょう。
具体的な対策としては、エアークッションなどの緩衝材を使うこと。緩衝材とは、配送時の揺れなどから、商品が傷つかないように衝撃を吸収してくれるもの。緩衝材の一つである「プチプチ」であればイメージがつくでしょうか。もちろん、本が折れることを完璧に防ぐことは難しいですが、緩衝材で本を囲めば、本の角やページが折れたりする可能性は大きく下げることができます。
ポイント3:段ボールの底をしっかり補強する
本1冊をポストに入れて送るのであれば、防水対策と本の折れ防止だけで、十分かもしれません。しかし、何十冊もの本を送るときには、より頑丈な梱包を心掛けましょう。
例えば、大量の本を送りたいときには、段ボールに入れるのが一般的です。ただ本を敷き詰めて、口を閉じるのではなく、しっかりと補強をすることが大切。そうすることで、本の重さや量によって、箱が壊れたり、本の型がくずれたりすることを防ぐことができます。
制作:工場タイムズ編集部