気になるおしゃれなカフェを見つけると、休日のおでかけや旅行の楽しみが増えますよね!
最近は古い建物を改築した「リノベ系」がおしゃれカフェの定番になっていますが、今回ご紹介する「工場跡カフェ」もそんなリノベ系のひとつ。しかし「古民家カフェはよく聞くけど、工場跡カフェってどんな雰囲気?」と思っている方も多いかもしれません。
この記事ではそんな「工場跡カフェ」について、建物のストーリーやお店のおすすめメニューとともにご紹介していきます!
休日は工場跡カフェへ出かけてみよう
あなたは「工場」と聞いてどんなイメージがありますか?大きな機械がゴロゴロと置いてある無骨なイメージや、薄暗くてほこりっぽいネガティブな印象をもっている方もいるかもしれません。
工場跡カフェは工場ならではの広々とした空間を生かしたつくりが大きな魅力。天井が高く、開放感のある工場跡をリノベしているので、工場跡カフェはゆったりカフェタイムを過ごしたい方にはうってつけなんです。
また広さを生かして、クラフト系のショップやイベントスペースなどを併設しているお店も多く、お茶をするついでにショッピングまでできちゃいます。
ここからはそんな工場跡カフェを、3軒ピックアップしてご紹介します。ぜひ旅行やお出かけの参考にしてみてくださいね。
築90年以上の歴史を感じる「工場跡事務室」
最初にご紹介するのは、その名も「工場跡 事務室」。奈良県の東大寺旧境内にある、乳酸菌飲料の工場跡を利用した素敵なカフェです。
カフェはもともと1925年に建てられた工場の事務室。使われなくなった建物を店主さんがカフェスペースに改装し、2009年にカフェとしてオープンしたとのこと。工場の倉庫や研究室は現在イベントスペースになっており、アート展示や映画上映会などが開催されることもあるそうですよ。
部屋の中には、かつて工場内で使用していた道具や飲料用のビンがセンスよく飾られていてほっこり。建具や置いてある雑貨ひとつひとつから、歴史を感じさせてくれます。
大満足のモーニングセットで一日をスタート
おすすめは土日祝限定の「モーニングタイムセットメニュー」。自家製の一口ジュースと発酵バターをふんだんに塗ったトースト、季節のサイドメニューにフルーツたっぷりのヨーグルト…。ボリュームたっぷりで、どれを食べても絶品です。清々しい朝の空気の中でいただけば、パワーを貰えること間違いなしです!
ただし、モーニングセットは事前予約が必要とのこと。旅行やお出かけの際は、必ず事前に公式サイトから予約を取ってからお店へ向かってくださいね。
店名 | 工場跡 事務室 |
所在地 | 奈良県奈良市芝辻町543番地 |
営業時間 | 金曜11:00~18:00、土日祝8:30~17:30 |
定休日 | 月曜~木曜 |
最寄駅 | 近鉄奈良駅 |
公式サイト | https://www.kojoato.jp |
※最新の情報は公式サイトをご参照ください
無骨な工場跡でいただく絶品フード「SOULTREE」
築40年の鉄工場を改装して作られた、二子玉川の人気カフェ「SOULTREE(ソウルツリー)」。無骨なトタンの外壁の建物に入ると、アンティークやヴィンテージの家具や照明が作りだすおしゃれ空間が広がっています。思わず「カッコいい…」と呟いてしまうのもそのはず、ドラマやミュージックビデオのロケ地としても使われているんだとか。
そんな男前な雰囲気の中でいただくのは、美味しいコーヒーとお酒、スイーツと絶品料理の数々。プルドポークサンドイッチやチキンオーバーライスなど、どれもとっても美味しそうです。工場のつくりを生かした開放的でおしゃれな空間には、アメリカンなメニューがよく似合いますね!
目の前で炙る!? 大人気チーズケーキ
お店の名物としてSNSで話題なのが、SOULTREEのチーズケーキ「WILLIAM(ウィリアム)」です。これは上がレアチーズケーキ、下がバスクチーズケーキになった二層のケーキ。表面には三温糖がまぶしてあり、バーナーを使ってお客さんの目の前でケーキを炙るライブ感たっぷりの演出も楽しめます。
キャラメリゼされた表面のパリパリ食感とトロトロのチーズケーキの食感がたまりません。濃厚な味わいなのに、意外とぺろっと食べられる軽さも嬉しいですよね。
大人気のカフェのため、土日はかなり混雑する模様。どうしても食べたい方は、混む時間帯を避けて訪れてみてくださいね。
店名 | SOULTREE |
所在地 | 東京都世田谷区鎌田3-2-15 |
営業時間 | モーニング:7:30-10:30 ランチ・カフェタイム:11:00-18:00 ディナー・バータイム:18:00-24:00 |
定休日 | 水曜日 |
最寄駅 | 二子玉川駅 |
公式サイト | http://cafesoultree.jp/ |
元ボイラー工場が”コーヒー工場”に!「Plantation」
生い茂る緑に包まれた、ホワイトの三角屋根の建物。それが北海道にある工場跡カフェ「Plantation(プランテーション)」です。
北海道でカフェ・レストランを運営する、コーヒーカンパニー森彦珈琲の系列店というだけあって、コーヒーの美味しさには定評あり。築60年のボイラー工場だったという建物は、現在一階がコーヒーの焙煎所として稼働中です。道内最大級と言われる規模を誇り、今も「コーヒーファクトリー」として工場跡の面影を残しています。
二階のカフェスペースへ上がると、広々と座れるソファー席があって居心地は抜群! 秘密基地のような空間で、コーヒーの香りに包まれながら大人のカフェタイムを過ごせますよ。
どこか懐かしい”喫茶店メニュー”も
おすすめのメニューは、硬めのプリンとフルーツがたっぷり乗った「もりひこのプリンアラモード」。ついつい色んな角度から写真を取りたくなるような美しさで、SNS映えもばっちりです! 他にも太麺の「熱々ナポリタン」や「ロゼ色ポークチャップ」など、どこかノスタルジックな香りのするメニューがそろっています。
おしゃれでスタイリッシュな店内でいただく、昭和の雰囲気漂う喫茶店メニュー。このギャップ、愛おしすぎる…! ぜひとも、豆から選ぶこだわりのコーヒーとともに、フードメニューとのペアリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
店名 | Plantation |
所在地 | 北海道札幌市白石区菊水8条2丁目1-32 |
営業時間 | 11:00-19:00 |
定休日 | なし ※年末年始休あり |
最寄駅 | 菊水駅 |
公式サイト | https://www.morihico.com/shop/plantation/ |
まとめ
工場跡を利用したおしゃれなカフェをご紹介しました。
工場ならではの開放的な空間と、建物が歩んできた歴史。そんな工場跡の良さを活かしつつ、新しくお客さんに愛されるお店になっていく…そんな良いサイクルが今後も続いていけば素敵ですね!
今回ご紹介した店舗以外にも、おしゃれな工場跡カフェはたくさんあります。お気に入りが見つかったらぜひSNSで発信してくださいね。