腰痛が気になる女性だけでなく、男性も必見! 女優・馬渕英里何さんに教わる「今日の疲れを明日に持ち越さない」ヨガ・ストレッチ。
今回は、椅子に座ったままできる1分間のお手軽ストレッチ。お昼休憩や職場の片隅でできて、超簡単なのに効果抜群!今すぐできるヨガ・ストレッチで疲れ知らずのカラダを手に入れよう!
【ヨガ・ストレッチ④】椅子に座ったままできる! 股関節まわりの柔軟性アップヨガ
椅子に座ったままで、体をメンテナンス!
知らず知らずのうちに溜まっていた疲れが、短時間で解消できるかも⁉
リラックスした気持ちで無理せず、できるところまでチャレンジしましょう!
期待される効果
股関節の柔軟性をアップするとリンパや血行の流れの改善も期待でき、イスに座って行うことにより、溜まった腰の疲れをリセットできます。そのことから、怪我の予防にもつながります。
股関節が硬いと感じている方(特に男性)も、このストレッチを1日に1~2回行うことで股関節まわりの柔軟性の変化を感じることができます。
初心者のためのポイント
①足を乗せる太ももの位置は無理して内側に寄せず、気持ちの良い位置でキープ。足を乗せているだけでも、OKです。
②ゆっくりと大きな呼吸を意識して、少しずつ筋肉をほぐしましょう。
それでは、いっしょに体験してみましょう!
【STEP1】
腰から背中をまっすぐにして座り、片足を太ももに乗せます
【STEP2】
膝(ひざ)を下に押して、股関節を開きます
【STEP3】
ゆっくりと呼吸をして、背筋を伸ばし姿勢はまっすぐにキープします
【STEP4】
猫背にならないように、まっすぐな姿勢のまま、上半身を前に倒していきます
ここがポイント!
背中を曲げると猫背になってしまうため、股関節へのアプローチが弱くなります。
姿勢をまっすぐに保つのが難しいようであれば、胸を無理やり太ももにつけるのではなく、姿勢を正したまま近づけていくことを意識するだけでも大丈夫です。
馬渕英里何さんからのアドバイス
呼吸が浅いと筋肉に負担がかかり可動域が制限されます。
まずは、ゆったりとした呼吸ができる無理のないところでポーズをしてみしょう。
鼻呼吸を意識し、10秒~20秒深い呼吸を行ってください。
また、柔軟性は個人差があるので無理をすることなく、ご自分のペースやタイミングでストレッチしてください。
まとめ
椅子に座って行うヨガ・ストレッチなので気軽にでき、股関節を開いて効果的にアプローチできます。
股関節の柔軟性がアップすると血行がよくなり、疲労回復につながります。疲れを残さずに健康な体作りへ。是非お試しください。
動画/Kiefer、写真/千々岩友美、文/藤原新太