最近、工場見学が人気となっているのをご存知ですか?
工場では、弁当やお菓子、洋服や電化製品など、いろいろなものがつくられています。工場見学は、それらを作っている工場の中を見ることが出来るチャンスです。
今回は、工場見学についてどんな楽しみがあって、どうすれば見学に行けるのか、ご紹介します。
工場見学ってなに?
工場見学では、モノをつくっている過程や、普段見られない工場の設備を見ることができます。工場では、食品や鉄鋼、化粧品、船、飛行機など、さまざまなモノをつくっています。また、大きな工場もあれば、数名で運営しているような町工場もあります。そのため、見学できる工場はたくさんの種類があります。
これまでは工場というと、社会科見学や企業の研修など、特別なときだけ入ることがでは許されるイメージがありました。しかし、最近では工場見学が増え、身近な存在となりつつあります。また、テレビのクイズ番組では工場に関するクイズが放送されています。工場の製造過程にカメラを入れて、どのようにモノづくりがされているのかを、クイズにしています。そのような影響もあり、最近は工場を身近に感じることが増えてきました。
工場見学は、学校や企業などの団体だけでなく、友達同士の少人数グループや、個人でも行くことができます。見学してくれる人が増えれば、企業側にもメリットがあります。私たち消費者に工場を見てもらうことで、商品の衛生面や安全面をアピールすることができます。
工場にはどんな楽しみがあるの?
さて、工場見学ではどのような楽しみがあるのでしょうか?
工場の中を、実際に見れば、新鮮で新たな発見がたくさんあるでしょう。例えば、最新の機械を近くで見ることができるので、どのようにモノがつくられているのか、細かい技術を知ることができます。大きな機械が動いているだけでも、迫力は満点です。工場で実際に働いている方の話を聞けば、工場の新たな一面を知れるでしょう。このように、実際に行ってみないと分からないことが、工場見学では体感できます。
他にも、ビール工場見学では、ビールの製造過程を見学できるのはもちろん、その後に、できたてのビールを試飲させてくれる工場があります。これはビール工場見学の、大きな楽しみの一つと言えます。また、お土産を持たせてくれたり、工場でしか買えないプレミア商品などを買ったりできる工場もあります。
さらに、子供でも最後まで楽しめるように工夫している工場もあります。工場の中を回りながら、クイズに答えることで、ビンゴゲームが楽しめるなど。見学プログラムにエンターテイメント性を持たせているので、最後まで飽きることなく見学ができます。
このように、工場見学は、たくさんの楽しめる工夫がされていて、まるでレジャー施設のようです。
工場見学に実際に行ってみよう!
実際に見学に行きたい場合は、どのような手順を踏めばよいのでしょうか。
工場見学を開催している会社のほとんどが、自社のWebサイトで工場見学の受付をしています。毎日開催しているところもあれば、週に一日だけや、年に数回のイベントとして開催しているところもあります。人気の工場見学になると、申し込み後、抽選になる場合もあります。気になる商品や工場があれば、調べてみましょう。
また、大人数で行く場合は、工場見学ツアーがオススメです。インターネットで「工場見学ツアー」と検索をしてみてください。すると、工場見学のツアーを出している旅行代理店がたくさん出てきます。ほとんどがバスツアーになっており、日程の中に工場見学が組み込まれています。中には、お菓子などを実際に自分で作ることができるツアーもあります。
まとめ
普段あまり知ることのできない工場。最近は「工場見学」として、一般の方々に解放しています。ただ工場を見るだけではなく、エンターテイメント性がとても高いので、レジャーとして楽しめるでしょう。家族や友達と行っても、十分に楽しめるはずです。企業としても、モノづくりの工程を、たくさんの人へ露出するいい機会となっています。また、これから工場で働くことを考えている方にとっても、工場見学はオススメです。働く現場を、実際に確認することができる、いい機会になります。また、履歴書や面接時に、工場見学に参加したことを、アピールすることもできます。面白そうだな、と興味を持たれた方は、ぜひ、工場見学に行ってみましょう!
制作:工場タイムズ編集部