「時間がない」「料理が苦手!」「おもてなしってどうすれば?」食事や調理に関して、このような悩みを抱いたことはありませんか? 毎日3食作るとなると、労力を使いますよね。小さな悩みがいつの間にか蓄積され、キッチンに立つことさえ苦痛に感じる人もいるようです。
しかし安心してください! その悩み…実は「冷凍食品」を活用することで解消できます。冷凍食品と聞くと「不味そう」「手抜き」というイメージをもつ人もいますが、それは一昔前の話。冷凍技術や運搬技術の進化によって、驚くほど品質が向上しています。
その結果冷凍食品専門店が広く普及し、レシピ本が出版されるまでになりました。そこで本記事では冷凍食品を取り扱う店舗とお手軽レシピを紹介していきます。これを読み終わる頃には、冷凍食品の魅力に目覚めるかも?
冷凍食品を取り扱う人気店
業務スーパー
業務スーパーは、全国展開しているスーパーです。取り扱う商品は大容量かつ低価格! コストパフォーマンスの高さが評価されています。カット野菜や味付け肉などパパっと使える便利商品が多いので、一般家庭の利用も目立ちます。
大量発注や重量のあるものは、オンラインショップで購入して自宅に直接届けてもらうのがおすすめです。ホームページにあるレシピはカテゴリーごとに分けられていて、簡単にプリントアウトができます。
業務スーパーHP(https://www.gyomusuper.jp/)
@FROZEN(ネットスーパー)
専門店にわざわざ足を運ぶのは面倒…そんなときにおすすめなのが、イオンのネットスーパー「@FROZEN」! こちらでは、お弁当に使いやすい小分け惣菜からファミリー向け商品まで幅広いラインナップをそろえています。日時指定を使えば受け取りも楽々。
雑貨やコスメの取り扱いもあるので、ネット上でもゆっくりショッピングを楽しめます。生鮮食品や日用品と一緒に「ついで買い」ができるのは、嬉しいですよね。トータルでの満足度が高いのはイオンでしょう!
イオンネットスーパーHP(https://shop.aeon.com/netsuper/)
Picard(ピカール)
フランス食品を扱う「Picard」では、バターたっぷりのクロワッサンが大人気。出来たてのサクサクとした食感やじゅわっと溢れるバターの濃厚さ…あまりの美味しさにリピーターが続出! なんだとか。
Picard HP(https://www.picard-frozen.jp/)
カルディコーヒーファーム
輸入食品を多く扱う「カルディコーヒーファーム」では、今話題のカヌレやブッラータチーズなどを購入できます。季節商品も多いので、何度も訪れたくなりますね。
カルディコーヒーファームHP(https://www.kaldi.co.jp/)
無印良品
無印良品で冷凍食品…? イメージのない人もいるかもしれませんが、実は数年前から本格的に販売が始まりました。その数なんと約80種類! 「小松菜とくるみの白和え」「ビーフストロガノフ」「キンパ」など、無印ならではの珍しいラインナップに度々注目が集まります。
無印良品HP(https://www.muji.com/jp/ja/store)
おすすめの冷凍食品とお手軽アレンジレシピ
それでは実際に、おすすめ商品や調理工程を確認していきましょう。解凍してそのまま食べてもOKですが、プラスアルファすることでワンランクアップ。そのひと手間が面倒…と思うかもしれませんが「挟むだけ」「組み合わせるだけ」なので、初心者やずぼらさんにこそおすすめ(笑)!
とにかく時間を節約!解凍して挟むだけ「ライスバーガー」
焼きおにぎりを使った簡単アレンジ! ボリュームたっぷりなので腹持ち抜群です。
材料
・冷凍焼きおにぎり
・好みの惣菜(冷凍焼肉、冷凍きんぴらなどがおすすめ)
作り方
1. 焼きおにぎりを温め、粗熱が取れたら半分にスライスします。
2. 間に好みの惣菜を挟めば出来上がり!
お弁当用の冷凍惣菜は、焼きおにぎりのサイズにぴったり!焼きおにぎりと一緒に温めれば、時間も節約できますね。好きな具材を選んで挟んでもらうパーティー形式で食べれば、盛り上がること間違いなし。
屋外でも大活躍!出来合い食品で作る「パングラタン」
組み合わせるだけ! 出来合い食品を使えば、ゴミを最小限に抑えられます。
材料
・冷凍グラタン
・厚切りパン(深さのあるハードパンがおすすめ)
作り方
1. ハードパンの中身をくり抜き、器状にします。
2. 冷凍グラタンを温め、パンの中に流し込んだら出来上がり!
アップダウンの多い場所や移動距離が長い場合には、少しでも無駄を省きたいですよね。冷凍食品は保冷剤代わりにもなるので、運搬にも一役買います。キャンプはもちろん軽めの登山にも向いていますよ。
困ったときの救世主「野菜ミックス」が万能すぎる!
手抜きに見えない完成度!ミックスベジタブルで彩り豊かな食事を。
材料
・冷凍野菜ミックス
作り方
1. お好みの冷凍野菜ミックスを解凍します。
2. 解凍後は煮物、スープ、サラダ、チャーハンなどの具材に活用!
一口大の野菜がミックスされたものを「野菜ミックス」と呼びます。解凍すれば細かく刻めるので、料理の選択肢が広がりますよね。煮物に使いやすい根菜ミックスやポトフに使いやすい洋風ミックスなど、いくつか用意をしておくと安心です。
冷凍食品で作るパーティーメニュー!
冷凍食品を使って、パーティーメニューを作ろう! 「解凍」すればすぐに使えるので、小さな子供や友人と一緒に作ることもできます。簡単なアレンジを覚えれば、思わず写真に撮りたくなるような可愛い料理が完成しますよ。大容量・低価格で販売している材料は、大人数の集まりにもぴったり。お金を節約したい学生さんにもおすすめです。
冷凍食品でつくれる、おやつや前菜にぴったり「ピンチョス」
串や楊枝に刺した一口サイズのスペイン料理を「ピンチョス」と呼びます。具材に決まりはないので、海鮮・お肉・フルーツなどを自由に挟みましょう。具材を増やしたいときにはパンやチーズなどを一番下に置いて、土台をしっかりとさせるのがポイントです。
クリスマスピンチョス
トマトやイチゴをサンタ帽に見立てて挟めば、クリスマスにぴったりの可愛いピンチョスの出来上がり。冷凍ブロッコリーはまるでクリスマスツリー! オクラのシルエットを利用して、ツリーのてっぺんに星を輝かせても可愛いですよ。
材料
・冷凍フルーツ(業務スーパー)
・冷凍オクラ(業務スーパー)
・ブロッコリー(業務スーパー)
・ソース(業務スーパー)
など
作り方
1. 購入した冷凍食品を解凍する。
2. お好みで味付けして、解凍された食材を爪楊枝に指したら完成!
冷凍食品でつくれる! みんな大好き「ミニハンバーガー」
クロワッサンを半分に切って好みの具材を挟むだけ! 意外とお腹に溜まるので、食べ盛りの若者や大人数でのイベントにおすすめです。ひと手間加えて季節感のあるペーパーナプキンを添えると、飲食店のように可愛く仕上がります。写真はロールパンで代用していますが、クロワッサンを使うと「大きな口」と「カサカサの肌」がポイントになり、ホラー要素が増しますよ!
ハロウィンハンバーガー
ハムをべろんと垂らせば、舌の長いおばけ風!ケチャップをかければ、より一層本格的に! チーズや海苔を丸く切り取ってパンの表面につければ、おばけの顔が出来上がります。ハロウィン気分を手軽に味わえるパーティーメニュー!
材料
・冷凍クロワッサン(Picard)
・半冷凍生ハム(カルディコーヒーファーム)
※タイミングによっては解凍済みで販売されていることがあります。
・冷凍ハンバーグ(無印良品)
など
作り方
1. 冷凍食品を全て解凍・下準備し、クロワッサンを半分に切る。
2. 具材を挟んで、お好みで顔をつければ完成。味付けはケチャップがおすすめ!
冷凍食品でつくる、食事の締めにぴったりの「パフェ」
冷凍フルーツ、冷凍ホイップクリーム、冷凍ケーキ、冷凍白玉…パフェにぴったりの具材が冷凍で揃います! 大容量かつ低価格で手に入るので、自由にトッピングしても楽しいですよね。これぞまさにパーティーメニュー!
お月見パフェ
冷凍の今川焼とシューアイスを中に仕込めば、和風パフェに! 最後にあんこやきなこをトッピングすれば、お月見にぴったりのパフェが完成。手間暇かかるイメージの和菓子がさっと出てきたら、驚くこと間違いなし!
材料
・冷凍シューアイス(@FROZEN)
・冷凍今川焼(@FROZEN)
・冷凍白玉(業務スーパー)
・ホイップクリーム(業務スーパー)
※タイミングによっては冷凍もあります。
など
作り方
1. 冷凍食品を全て解凍し、ちょうどよいサイズに切る
2. 器に詰めて上からデコレーションしたら完成!
まとめ
冷凍食品の進化と普及はとどまることを知らず、専門店まで登場しました。使い勝手がよく大容量低価格で手に入ることから、冷凍食品を好んで使う人もいます。冷凍食品は生活するうえで欠かせない存在になりつつあるのですね。
こんな世間一般の需要を考慮して、冷凍食品は今後も進化し続けるでしょう。この記事でご紹介したようにひと手間加えれば、幅広い世代が楽しめるアレンジメニューに早変わりします。シチュエーションに応じて冷凍食品を上手く使いこなしてみてくださいね!
制作:工場タイムズ編集部