「え、何でこんな色になるの?」「何で固まるの?」と、化学反応を楽しみながらお菓子を作る「サイエンススイーツ」をご存じでしょうか?
子ども向けなんじゃないの?と思うかもしれませんが、大人も楽しめて美味しくいただけるものばかり。作ったものをSNSで共有しても喜ばれるかもしれませんよ。
キットを買えばすぐに作れるのもポイント。一個ずつ材料を揃える手間がないのは楽ですよね!今回は、大人も楽しめる「サイエンススイーツキット」をいくつかピックアップしてみました。気になるものがあればぜひチャレンジしてみて下さい!
魔法のお菓子 Magical Sweets 魔法の宝石飴 アクアマリン
1つ目にご紹介するのは「魔法の宝石飴」。キラキラ、まるで宝石のような見た目が可愛いですね。
必要なものがすべてキットでそろっているので、おうちで気軽に「理科の実験」のようなスイーツ作りが楽しめますよ! 大人の方も学生時代を思い出してトライしてみましょう。
発色が良く、綺麗な色が魅力の魔法の宝石飴ですが、「酸性・アルカリ性による色の変化」「加熱による砂糖の変化」「寒天で固める」など実験の要素が盛りだくさん。
実験内容を付属の実験シートに記載すれば、立派なサイエンティスト気分を味わえます。現千円札の野口英世博士もびっくりするかも?
バタフライピーにレモン汁を加えると色が変わる
鮮やかなブルーの不思議なお茶「バタフライピー」にレモン汁を加えると量によって色が変化。4種類の色が作れるので、あまりの楽しさに何回もチャレンジしてしまいそうです!
作ったスイーツはギフトにも最適。プレゼントした友達に「綺麗!どこで売ってるの?」と聞かれたら実験のあれこれをドヤ顔で説明しちゃいましょう。
「すごい! 」と感心されること間違いなしですよ。「博士」なんてあだ名が付いちゃうかも?
株式会社キミカ 食べられる!!イクラ風ゼリー
2つ目は、「イクラ風ゼリー実験セット」。「アルギン水溶液」と「乳酸カルシウム水」の反応で本物のようなイクラ風ゼリーが作れます。
キットと空のペットボトルなど簡単な道具を用意すれば作れるので、ちょっとした気分転換におすすめですよ!
量産して、ホカホカご飯の上にたくさん載せたらイクラ丼にしか見えません。家族や友人に「晩御飯作ったよ」と振舞ってドッキリを仕掛ければ驚かれるかも?
水やジュースの玉も作れる
食用色素の代わりに「水」や「ジュース」を入れることでいろんな味の粒々を作って遊べます。
プルプル水まんじゅうのような「つかめる水」は写真映えしそうですし、コーヒー・オレンジジュースなどで作る「ジュース玉」は食べて楽しめるのが良いですよね!
家族や友人と食べるなら、ロシアンルーレット的に「青汁」玉を紛れ込ませても面白いかも?
「不味い、もう一個!」と、健康志向のお父さんにおかわりをお願いされるかもしれません。
クラシエフーズ グミつれた グレープ味
3つ目は「グミつれた グレープ味」。
付属の「ジュースのもと」「グミのもと」をそれぞれ水を混ぜ合わせて、パッケージのようにびろ~んと長いグミを作ることができます。
ただの粉と水からなが~いグミができるなんて、ちょっとした実験気分で大人でもワクワクしてしまいますよね! 「面白い」とSNSでも話題になっているようですよ。
作るのに使うトレイは、同社の有名お菓子「ねるねるねるね」にそっくり。水を入れる三角トレイの懐かしさよ…。
まるで釣りをしている気分?
「グミつれた」というパンチがあるネーミングは思わず手に取ってしまいますよね。その名の通り、ストローを使って釣り上げることでグミを作ります。
「ジュースのもと」に釣り竿…ではなく曲げたストローを浸して、上から「グミのもと」をふりかけます。そのままストローを引き上げると、びろ~んと長いグミが釣れます。
友達とどちらが長いグミが釣れたか競争してみても面白いかもしれませんね! 釣れた獲物には醤油気分で「あわソース」を付けて美味しくいただきましょう。
クラシエフーズ すくって金魚!
4つ目にご紹介するのは「すくって金魚!」。
先ほどご紹介した「グミつれた」と同じクラシエフーズの知育菓子ですが、少し工程が多く、難易度はやや高め。大人でも作りがいがありますよ!
今すぐ金魚をすくいたくてしょうがない方も、焦らず頑張って作ってくださいね!
ちょっと大変だけど面白い「すくって金魚! 」作り
では作り方を簡単にご紹介。まずは水と「お魚のもと」を混ぜて型に入れ、青・オレンジの金魚を作ります。少し待つとカラフルな可愛い金魚が完成します。
金魚すくいに欠かせないポイは、水と「ポイのもと」を合わせたもので膜を張り、さらに水と「ポイをかためるもと」を混ぜたものに浸して固めれば完成です。
「ポイをかためるもと」にポイを浸す時間によって強度が変わるのが面白いポイント。腕に自信がある方は浸す時間を短くして金魚すくいにトライしてみましょう。
最終的には、金魚ごと「水槽ゼリー」に入れて食べるので、釣れなくても金魚をスプーンですくって食べてしまわないように気をつけて!
金魚の居ない水槽は、住人の居ない空き家のようでどこか寂しいですよ。
まとめ
今回は、大人も楽しめる実験スイーツをご紹介しました。いかがでしたでしょうか?
お店に行けば様々なお菓子が売っていますが、実験スイーツを作ることでワクワクしながら新鮮な気持ちでお菓子を食べることができます。
考案した企業の方も実験しやすいように考えてキットを作っています。ぜひ博士になった気分で色の変化・形の変化に驚きながらお菓子作りを楽しんでみてください。
作った後のドヤ顔も忘れずに!