日本最大の空港、「羽田空港」には国際線や国内線が多数乗り入れています。
フライト目的の方は、待ち時間に空港内のカフェを利用したり、商業施設で買い物をしたりしますが、実はフライトをしない方も1日過ごせるほど楽しい施設が充実しているのを知ってましたか?
せっかく日本に住んでいるのに、羽田空港の楽しみ方を知らないのはもったいない!
というわけで今回は、「フライトせずに楽しむ、羽田空港の楽しみ方」と題して1日を贅沢に楽しむプランをご紹介します。飛行機に乗る機会がなくて、羽田空港に行ったことがないという方も、ぜひチェックしてみてください。
羽田空港で遊べるおもしろスポット4選
「羽田空港に着いたら買い物もしたいし、美味しいものも食べたいし、飛行機が飛び立つ姿も見たい…! 」そんな贅沢な願いをかなえるスポットを4つご紹介します。
楽しすぎて、1日と言わず2日、3日と空港に居たくなってしまうかもしれませんよ。
「江戸小路(えどこうじ)」でお江戸ショッピング&お昼ごはん
最初にご紹介するのが、羽田空港第3ターミナルに突然現れる江戸の街並みが印象的な「江戸小路」。
技術者によってよみがえった、現代の江戸を散策してみましょう! 昔ながらの工法を使って建てられた建物が、ずらりと並ぶ姿はまさに圧巻ですよ。
手水桶なども再現されており、あまりの江戸らしさに「あれ? 今何時代だっけ? 」と混乱すること間違いなし。神田明神の色彩をイメージした「江戸舞台」も可愛いのでぜひ見てみて!
街並みを楽しみながらショッピングや食事ができるので、ぶらぶら気分転換するのにおすすめですよ。
「Tokyo Tokyo Official Souvenir Shop」でザ・東京なアイテムをゲット
江戸小路の一角にある、蔵のような店構えが印象的な「Tokyo Tokyo Official Souvenir Shop」。
東京みやげといえば、「ひよこ」や「東京ばな奈」などのお菓子や、「東京タワー」「東京駅グッズ」のイメージが強いですが、ここには東京都と民間の企業が「東京おみやげ」プロジェクトとして開発したオリジナルアイテムが勢ぞろい。お菓子以外のアイテムも色々とそろっていますよ。
コンセプトでもある「Tokyo Tokyo」をモチーフとした、「はっぴーだるま」や「江戸木目込 招き猫」「マグカップ」は青と白のカラーリングもあってスタイリッシュ。「oh! Tokyo! 」と外国の方に喜ばれそうですが、あえて日本人の部屋に「Tokyo」と書いてあるアイテムを飾ってみるのも少しシュールでおもしろいかも?
「ザ・東京」なアイテムは見るだけでも楽しいですし、自分用や友だちへのプレゼントを買うのにもおすすめですよ。
「PLANETARIUM Starry Cafe」で食事をしながらプラネタリウムを楽しもう
次にご紹介するのは「PLANETARIUM Starry Cafe」。
星の名前がおしゃれなカフェでは、ワンドリンクオーダーと入場料で気軽にプラネタリウムを楽しむことができます。
カフェメニューの他にも、お酒やおつまみメニューがあるので、グラスビールやワインを飲みながら星空を楽しむなんていうのも素敵ですね。
営業時間はカフェタイム11:00〜17:00、バータイム17:30~22:00(2023年5月現在)。 展望デッキで夜景を見たいけど、夜まで少し時間がある…なんていうときにも良さそうです。
「星屑のステージ」が輝く「第2ターミナル 展望デッキ」でベタに夜景をたのしんじゃおう!
次に紹介するのも、ロマンチックなスポット。羽田空港第2ターミナル展望デッキです。南側では、夜になるとデッキに埋め込まれた4000個のLEDが点灯します。
「星屑のステージ」と名付けられた美しいデッキを歩けば、空と足元の両方でロマンチックな星空を楽しむことができますよ。カフェで買ったドリンク片手に備え付けのソファに座って、飛行機の発着を眺めながらリラックスした時間を過ごしましょう。
デッキ北側にも「虹のオーロラのステージ」があり、こちらは階段がライトアップされています。
展望デッキは、雰囲気の良さから人気デートスポットになっているので、ぼっちで行くときは寂しい気持ちにならないように気持ちを強く持って! 飛行機好きで来ている方もいるからきっと大丈夫…なはず。
小腹が減ったら個性派自販機「OMUSUBI Cake」でおやつタイム
最後にご紹介するのが、第2ターミナル1階にある大阪銘菓の「OMUSUBI Cake」の自販機。
自販機でケーキが買えるの?と、びっくりしてしまいますが、ただのケーキではなく海苔はクレープ生地・中身はケーキの「リアルなおむすび形のケーキ」なんです。羽田空港といえば、「ご当地ラーメン自販機」や「よーじやのラテが飲める自販機」など、個性派自販機が人気。そんな強者ぞろいの「羽田個性派自販機軍団」のなかでも珍しい存在です。
自販機にお金を入れて好きな味のボタンを押せば、リアルおむすびのようなパッケージで出てくる見た目のこだわりよう。包装を縦に開ける「コンビニおにぎり風」のデザインなので、友だちに手渡されたら間違いなくおにぎりだと思ってしまうこと間違いなし!
せっかくなので、開ける前に写真を撮ってSNSに共有しちゃいましょう! おもしろいもの好きなお友だちがいいねを押してくれるかもしれませんよ。
まとめ
羽田空港で過ごす1日は、いかがでしたでしょうか?
今回紹介したスポットは、羽田空港のほんの一部。ターミナル毎に見どころがたくさんあるので、1日では回りきれなさそうですよね。
予定を決めずにぶらぶらしたり、カメラ片手に写真を撮ったりするのも良し、2日間楽しむなら第1ターミナルのコンパクトホテル「ファーストキャビン」に泊まってみるのもおもしろそう。
ファーストキャビンならフライトせずに、ビジネスクラス・ファーストクラス気分を味わうことができますよ。
自分のお気に入りの過ごし方をみつけて、「フライトはしないけど羽田空港通」な人になっちゃいましょう! もちろん機会があれば、ぜひフライトしてみてね。