工場の仕事は体力的にきついイメージがあるため、求人情報があっても避けている人もいるのではないでしょうか。しかし、工場のなかでも福利厚生に社員食堂がある工場の求人は人気です。今回は、工場の社員食堂についてくわしく紹介します。
働く人の強い味方!「工場食堂」
製造業では、ほとんどの工場に社員食堂があります。工場は郊外にある場合が多いため、近くに飲食店やコンビニはほとんどありません。社員食堂を利用すれば、わざわざ遠くまで買いに行ったり食べに行ったりする時間を節約できます。そのため、1時間ほどの休憩時間を有効的に過ごせるのです。
また、社員食堂では温かくて美味しいご飯を安い価格で食べられるのも魅力です。食材を買ってお弁当を作るよりも安く食べられて、作る手間も省けます。基本的には、メニューは毎日変わるため、飽きずに利用できるのも嬉しいポイントです。
工場では、従業員が一斉に休憩をとるケースが多いことから、社員食堂は広めに作られています。基本的に、社員食堂はすべての従業員を対象にしたスペースなので、社員食堂の食事を食べる人だけではなく、持参した昼食を食べる人も利用できます。
工場の食堂で提供されるメニューのイメージ
工場の食堂で提供されるメニューは、ボリュームがあるものやカロリーが高い肉料理などが多いようです。自動車の車体組立のように、体力を過剰に消費する作業が多い工場では、特にこのようなメニューを提供しています。また、期間工が多い工場では、たくさん食べられるように白飯がセルフになっていることも多いようです。
従業員から人気のあるメニューは、提供までの待ち時間が少ないカレーや麺類、カロリーが高い唐揚げなどです。健康に気を使っている人には、メイン料理とご飯、味噌汁、小鉢などがついた定食も人気です。
こんな取り組みをしている工場も!
近年では、福利厚生としての社員食堂が注目されており、各工場ではさまざまな取り組みをしています。健康に配慮したメニューを出す食堂も増えており、低カロリーメニューを提供する工場もあるほどです。なかには、会社から一部補助があったり、食事・ドリンクを無料で提供してくれたりする工場もあるのです。
また、ほとんどの工場の社員食堂は平日の日中しか営業していないため、土日や夜勤の時間には利用できないことがあります。社員食堂を利用できない時間帯に働く従業員のために、お弁当を準備してくれる工場もあるようです。
制作:工場タイムズ編集部