女優・馬渕英里何(まぶちえりか)さんに教わる、「今日の疲れを明日に持ち越さない」ヨガ・ストレッチ。
今回は、呼吸にひと工夫加えることで、集中力がアップする方法をご紹介します! ランチ後の気だるい時間や、仕事でイライラした時などに、ぜひお試しください。
【ヨガ・ストレッチ⑥】仕事のイライラをリセット! 片鼻呼吸で自律神経を整える集中力アップヨガ
片鼻ずつ吸って吐いてをくり返す呼吸で、心と体のコンディションを調整しましょう!
忙しい毎日だからこそ、頭の中を整理して仕事に向き合いたい方へ。椅子に座ったまま気持ちを落ち着かせ、ストレスを軽減できる呼吸法です。
期待される効果
普段の生活で無意識に呼吸をしていると、片方の鼻がつまっていてもなかなか気がづかないことも、あるのではないでしょうか。実は、どちらか片方の鼻がつまっていると、自律神経が乱れる原因にもなることがあるそうです。そこでこの呼吸法を身につけることで鼻の中が浄化され、自律神経のバランスを整えることが期待できます。
初心者のためのポイント
①姿勢を正して、同じリズムで行う。
②悪い空気と良い空気を入れ替えていることを意識して行う。
それでは、いっしょに体験してみましょう!
【STEP1】
右手の親指と薬指を立てる
親指で右鼻を押さえて左鼻の息を吐き切る。そのまま、左鼻で息を吸う
【STEP2】
薬指で左鼻を押さえ、両鼻をつまんで息を止めた状態にする
【STEP3】
親指を右鼻から外して右鼻の息を吐き切る。そのまま右鼻で息を吸う
【STEP4】
STEP1からSTEP3の動きを、4カウントで集中出来るまで繰り返す
ここがポイント!
空気をゆっくりと大きく吸って吐くことで、体の浄化を感じることができます。
「吸う→吐く→止める」を同じリズムで行う事が理想ですが、息を止めるのが苦しくなってしまう方は、「吸う→吐く」だけでも十分に効果が得られます。
馬渕英里何さんからのアドバイス
仕事中、頭を切り替えたい方に実践して欲しいです。集中力がなくなると、人は知らず知らずのうちに呼吸が浅くなってしまいます。気持ちをリセットするためにこの呼吸法を活用し、深く落ち着いた状態を取り戻しましょう。
まとめ
体内の空気の入れ替えは、新鮮な気持ちを作るために大切なことです。
目を閉じて集中することで、自分の体と会話してみてください。溜まっているストレスが解放されていくのを感じられるかもしれません。
動画/Kiefer、写真/千々岩友美、文/藤原新太