結婚について、将来のビジョンを持っていますか?
「早く結婚して子どもが欲しい」という人もいれば、20代の独身男性で「結婚はまだ早い」と思っている人もいるでしょう。また、まだ早いと思っている人の中にも、「何歳くらいで結婚しようかな?」と一度くらいは考えたことがあるのではないでしょうか?
結婚は仕事によっても左右されます。結婚にあたっては、「給料」「勤務時間」「休暇」「住居」など、男女関係なく気になるポイントがいくつかあります。
今回は、工場勤務の人にとっての結婚についてお伝えします。
結婚は何歳が理想?結婚適齢期とは?
「結婚適齢期」という言葉があります。実際のところ、結婚するのに適した年齢とは何歳ごろなのでしょうか?結婚する時期の目安やタイミングについてお伝えします。
男女ともに晩婚化が進んでいる
厚生労働省が発表した「人口動態統計」によると、2014年の平均初婚年齢は男性が31.1歳、女性が29.4歳となっています。1960年のデータでは男性が27.2歳、女性が24.4歳でしたから、約50年で男女ともに4~5歳ほど初婚年齢が上がっていることがわかります。女性にとっては社会進出の機会が増え、医療技術の進歩により高齢出産の可能性が広がったことなどが理由として挙げられます。一方、男性はどうかというと、専門学校や大学への進学率が上がったことや、価値観の多様化により、あえて独身でいることを選ぶ男性が増えたことなどが理由として考えられています。
「仕事がひと段落したら」では遅い!?
「経済的な安定」を結婚の基準とする人が多いことも男性の晩婚化が進んでいる理由として挙げられます。しかし「仕事がひと段落して、ある程度給料がもらえるようになったら結婚しよう」などと考えていると、いつまで経っても結婚に踏み切れずに、タイミングを逃してしまうおそれがあります。女性だけでなく男性が結婚適齢期について考える場合でも、「子育て」は重要なキーワードになります。「自分は何歳まで働けるのか?」「子供が成人するときに自分は何歳になっているのか?」――そういったことを逆算しながら考えていくと、結婚すべき年齢がイメージしやすくなるでしょう。
結婚に向けて!工場勤務のメリット
結婚するにあたり、工場勤務ならではのメリットがあります。具体的なアピールポイントをお伝えします。
堅実さ
ひと口に工場勤務といっても、製造ラインで働く人もいれば、事務員としてデスクワークをする人、専門的な知識を活かして技術開発に携わる人などいろいろな職種があります。それぞれ自分の得意分野を活かせる仕事を見つけて取り組めば、スキルアップやキャリアアップが可能ですし、正社員になれれば給与も安定が見込めます。コツコツ働いて貯金をしていけば、結婚にあたり堅実さをアピールできるでしょう。
スケジュールの立てやすさ
工場の仕事は基本的にシフト制が取られています。さらに、残業が少なく時間通りに退社できるところも多くあります。急に仕事が入って休日が潰れたり、帰宅時間が不規則になる可能性が低いので、休日などのスケジュールが立てやすいこともメリットとして挙げられます。恋人や両親と話をする際には、そういった点もアピール材料になるでしょう。
結婚後も安心、工場のお仕事
結婚生活がスタートしてからも、工場勤務の人には、たくさんのメリットがあります。
工場は郊外に建てられていることが多く、遠方から働きに来る人もいるため、寮や社宅が用意されているところがたくさんあります。そのため独身であればすぐに実家を出て独身寮で自立した生活を送ることができますし、結婚後は家族と一緒に社宅や家族寮で暮らすこともできます。寮や社宅は大抵、工場の近くにあるので、短い時間で通勤できるようになり、その分、家族と過ごす時間を増やすこともできるでしょう。また寮や社宅は周辺の相場と比較して安い賃料になっていたり、会社によっては無料で提供しているところもあるので、生活費を節約することができます。工場や寮の中に社員食堂があるところもあり、食費の節約もできます。工場の仕事は、将来のために貯蓄したい若い夫婦にはピッタリの条件が整っているのです。
パートナーへのアピールポイントが多い工場のお仕事
工場の仕事は、勤務時間がはっきり決まっていることが多いため、仕事とプライベートをしっかり切り替えて働くことができます。
パートナーや家族との時間を大切にしたい人には嬉しいメリットです。また、日本のモノづくりを支える大切な仕事に毎日まじめに取り組む姿勢を見て、好感を持つ女性はたくさんいるでしょう。結婚に求める条件や理想は人それぞれ違いますが、工場勤務ならではのいろいろなメリットは、きっと結婚にプラスにはたらくことでしょう。今回ご紹介した点を参考に、ライフプランを練ってみてはどうでしょうか?
制作:工場タイムズ編集部