せっかくセットした髪の毛はボサボサ、洗濯物も乾かないし、なんだか外出するのもめんどくさい…。そんなちょっと憂鬱な季節、梅雨。
少しでも梅雨を晴れやかに過ごすために、まず梅雨を知ることから始めてみませんか?
この記事では、梅雨についての雑学や、次の雨の日が楽しみになるようなお役立ちグッズをご紹介いたします! 雨の日の暇つぶしに、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
「梅雨」のこと、どれくらい知ってる?
日本では、例年5月末から7月中旬にかけて、雨の日が続く「梅雨」が訪れます。湿度が高くてじめじめした日が続くと、気分までどんよりしてしまうんですよね。
雨の日、退屈にまかせて考えてみると「そもそもなんで【梅】なんだっけ? 」「梅雨って日本にしかないのかな? 」…など、次々と疑問が沸いてきました。意外とよく知らないものですね。
まずは、梅雨に関する疑問をスッキリ解決していきましょう!
なぜ「梅」の雨って書くの?
まず気になるのは、なぜ梅雨には「梅」の字を使うのかということ。これは「梅雨」という言葉の語源に秘密があります。
梅雨と言う言葉は中国で生まれ、日本に伝わったとされる言葉。中国の揚子江流域には、日本とほぼ同じ、春と夏の間に雨が降り続く時期があります。この時期、梅が熟すことにちなんで「梅雨」と呼ぶようになったそうです。
ちなみに揚子江の近くの山岳地帯は、梅の原産地でもあります。言葉と植物、どちらも海を渡って日本にやってきたんですね!
一方で、湿度が高い雨季にはカビ(黴)が生えやすいため「黴雨」と呼ばれ、それが「黴」と同じ音で読む「梅」という字に変化したという説もあります。こちらも、湿気が気になるこの時期にぴったりな語源かもしれません。
梅雨って日本にしかないの?
梅雨という言葉が生まれた中国だけでなく、日本のお隣、韓国や台湾にも「梅雨」という言葉があります。つまり、梅雨があるのは日本だけではありません。中国語では「メイユー」、韓国語では「チャンマ」と読むのだそう。なんだか可愛いですね。
日本は梅雨の他に、9〜10月の秋にも雨の日が続く時期がありますが、世界的に降水量の多い時期は雨季と呼ばれています。雨季はアジアだけでなく、オーストラリアやアフリカなど、世界の広い地域にもあるんだとか。雨の日が続いて憂鬱になっているのは、私たちだけではないかもしれません。
「梅雨入り」「梅雨明け」ってどうやって決まるの?
梅雨の始まりは「梅雨入り」、終わりは「梅雨明け」と呼ばれています。これ、一体だれがどうやって決めているのでしょうか?
梅雨入り・明けは、現在までの天候の移り変わりと1週間先までの見通しをもとに、気象庁の各地方気象台が決めています。
梅雨入り明けを決めるポイントになるのは、しとしとと降り続く雨を降らせる「梅雨前線」。これが日本付近に停滞前線として現れ、雨や曇りの日が多くなり始める頃を梅雨入りとしています。そして、梅雨前線が日本付近で見られなくなり、梅雨の天候から夏の天候へと季節が変わる頃が梅雨明けになるのです。
気象庁のHPによると、関東甲信地方の平均的な梅雨入りは6月7日ごろ、梅雨明けは7月19日ごろとなっています。今年も梅雨明けまで、なんとか乗り切りたいものですね!
梅雨が楽しみになる!? 便利すぎる雨の日アイテム
梅雨に入ると、とにかく外出するのが億劫になりますよね。傘を差していてもお気に入りの靴や鞄はびしょ濡れだし、雨の中やっとの思いで電車やバスに乗りこめば、ぽたぽたと床に落ちていく水滴にもううんざり。
何かとストレスの多い雨の日、どうにか快適に過ごす方法はないのでしょうか…?
ここからは梅雨の時期におすすめしたい、最新のお役立ちグッズを紹介します。先に準備しておけば、雨の日が来るのが待ち遠しくなってしまうかも! 早速チェックしていきましょう。
晴れの日も履きたい! スタイリッシュなレインシューズ
最初にご紹介するアイテムは、レインシューズ。近ごろは定番の長靴の他にも、ブーツやパンプス型などレインシューズのデザインの選択肢も増えてきましたよね。
中でも抜群のおしゃれさを誇るのが、こちらのブランド「TEMPERATE(テンパレイト)」です。正直、晴れの日でも履きたくなるような素敵な靴じゃないですか…?
写真のオックスフォードシューズは、仕事にもプライベートにも使えそうな一足。TEMPERATEには、他にもローファーやパンプス、サンダルなど、トレンド感のあるレインシューズがたくさんそろっています。お値段も7000〜8000円とお手頃なのも嬉しいですよね。
雨の日のコーディネートもばっちり決まりそうなレインシューズ、ぜひ一足手に入れてみては?
濡れた傘にイライラ…そんなときはこれ!
雨の日に、濡れた傘を持ったまま電車やバスに乗らなくてはいけないときってありますよね。そんな時に便利なのがこちらの傘カバー「takenoko(タケノコ)」です。
使い方はとっても簡単。takenokoを閉じた傘の先に被せて、傘をくるくる回しながら引き上げ、傘全体を覆うように装着するだけ。これで、満員電車でも濡れた傘を他人に当てて嫌な顔をされることもありません。
布製の傘ケースも便利ですが、毎日傘を使う梅雨だと洗って乾かす暇がないときも…。でもこのtakenokoなら、溜まった雨水を流して、水道水で軽く洗って伏せておくだけでOK。次の日も清潔に使えますよ。
またデパートなどでもらえるビニール製の傘袋も、これを常備しておけば必要ありません。便利な上にエコにもなるなんて最高じゃないですか? ぜひチェックしてみてくださいね。
雨の日の車移動の悩みは「マグネット」で解消!
車に乗り込むとき、荷物と傘で両手がふさがっていると、絶望的な気分になりますよね。仕方なく傘を差すのを諦めて、ずぶ濡れになった経験がある人も多いのでは?
そんなとき、この小さなキーホルダー「Choito(チョイト)」がとっても役に立つんです。
普段は傘の柄に取り付けて、アンブレラマーカーとしても使えるこちらの商品。キーホルダー部分に内蔵されたマグネットを車のルーフ部分にちょいと着ければ、車に傘を固定してくれるんです。雨の日に車で荷物を運ぶ時や、赤ちゃん連れのお出かけも安心ですね。
憂鬱な雨の日も、まるで誰かが傘を差しかけてくれているかのようなときめき(?)を感じられるかもしれません。車移動が多い方、ぜひ試してみてください!
まとめ
雨が続くと、気が滅入ってしまう人も多いものです。でも家で好きなことをしたり、通販で雨の日グッズを選んでみたりすることで、気分も少し晴れやかになるかもしれません。
この記事を参考に、ぜひ一緒に憂鬱な梅雨を乗り切っていきましょう!