近ごろ電気代は上がる一方。どうしたら金額を抑えられるんだろう…とお悩みではありませんか?
今回は、電気代の節約に役立つ暮らしのヒントをご紹介! 今すぐできる簡単な節電方法から、効率よく節電するための家電の使い方、そしてちょっとユニークな節電アイデアまで様々な方法を厳選しました。
ぜひ最後まで読んでいただき、日々の生活の中に取り入れてみてくださいね!
請求書を見て真っ青…今すぐできる節電技を教えて!
最近SNSでは、電気代の請求金額が見たことない数字を叩き出していると話題になっています。
2023年現在、燃料価格の上昇や世界情勢の変化によって電気代が高騰中。しかも、これからさらに上がる可能性もあるんだとか…。
スマホにテレビに冷暖房など、電気はわたしたちが快適に生活するために欠かせないものですが、最近の請求書を見て節電を決心した方も多いはず。でも、まずはどこから始めればいいんでしょうか?
ここからは、今すぐ誰にでもできる節電方法をご紹介します!
全体の6%が「使ってない電気」だったなんて…
最初に取り掛かりたい節電方法は、使用していない家電のコンセントを抜くこと。これで「使ってない電力=待機電力」を節約することができるのです!
待機電力とは、家電の電源が入っていない状態でも、コンセントに挿しているだけで消費される電力のこと。
これが意外とあなどれないもので、待機電力は家庭で消費される電力の約6%を占めていると言われています(参考データ:「省エネエネポータルサイト」資源エネルギー庁)。
意外なところで言うと、携帯電話の充電用アダプターもコンセントに差しておくと少しずつ電力を消費してしまうのだとか。こまめに抜いておくことが重要です。
もしコンセントを毎回抜くのが面倒なときは、スイッチ付きの電源タップがすごく便利。写真の「エレコム 電源タップ」はウッド調でインテリアにも馴染みやすいので、ひとつ手に入れてみてもいいかもしれません。
節約は一日にしてならず。まずは待機電力に注意して、コツコツ節電することから始めてみましょう!
その使い方で大丈夫? 家電ごとの節電のコツ
皆さんは、どの家電がたくさん電力を使っているか知っていますか?
前述の資源エネルギー庁によれば、「エアコン」「冷蔵庫」「照明」の3つが全電力の5割以上を占めているという結果が出ています。特に夏場は、エアコンと冷蔵庫の消費電力の割合が増える傾向もあるようです。
つまり効率よく節電をするためには、エアコンと冷蔵庫の使い方を見直すことがカギになります。
続いては電力消費量トップの家電、エアコンと冷蔵庫の節電のコツを分かりやすく紹介します!
我慢は禁物。エアコンを節電しながら使うには?
冷暖房を使う夏と冬は、電気代が高くなりがち。エアコンがフル稼働するこの時期は、2週間に一度フィルター掃除を行うのがおすすめです。
ダイキン工業の調査によると、フィルター掃除をしたエアコンはしていない方と比べて、48.9%も消費電力量が削減できたのだとか。「しばらくフィルター掃除してないな」という方、今すぐやりましょう!
続いて大切なのは、エアコンの設定温度。夏は1℃高く、冬は1度低くすることで約10%の電力を節約できます。でも節電を優先した結果、快適に過ごせなくなってしまっては元も子もありませんよね。
そんなエアコンの温度問題を解決するには、外気をシャットアウトする「断熱」がカギ。部屋の中の温度が外にが逃げづらい部屋にすることで、エアコンのパワーを最大限引き出しましょう!
まずは、エアコンを付けた部屋のドアはしっかりと閉めて、冷暖房をきかせる空間を小さくすること。余裕があれば、窓に厚手のカーテンを付けたり、断熱シートを貼ったりと、エアコンで冷やした/温めた空気を逃さない工夫も効果的です。
冷蔵庫は「すっきり」冷凍庫は「ぎっしり」
冷蔵庫は、余裕を持って食材を入れることが節電に繋がります。
なぜかというと、食材を詰め込むと冷気の流れが滞って庫内が冷えにくくなり、余計な電力を使ってしまうからです。八分目まで食品を詰めた冷蔵庫と、五分目まで食品を入れた冷蔵庫を比べてみると、電気代は年間で約1,000円もの差が出てしまうのだとか。
一方の冷凍庫は、食品によって庫内が効率よく冷えるので、なるべく隙間なく食品を詰めておくのがおすすめ。「冷蔵庫はすっきり、冷凍庫はぎっしり」と覚えてくださいね!
設定温度は夏は「中」、冬は「弱」に設定しておくことも、今すぐできる節電方法のひとつ。夏に温度を「中」にする場合は、外の気温に注意。気温とともに庫内が温まり、中身が傷んでしまわないよう様子を見ながら調節しましょう。
「ちょっと不便」が楽しい? 節電アイデア2つ
日ごろから節電を意識することは大切ですが、過度に「節電しなきゃ」とプレッシャーを感じてしまうのはもったいない! せっかくなら、面白がりながら気軽に節電にチャレンジしてみませんか?
ここからは、いつもの生活にプラスしたい「ユニーク」な節電アイデアを2つご紹介します。
家の中で非日常を味わえる「ソーラーランプ」
紹介するアイテムはこちら「CARRY THE SUN(キャリー・ザ・サン)」です!
四角いボディが特徴のこちらの商品は、太陽光で約8時間充電すると、最大72時間点灯し続けるという優れモノ。
サイズはスモールとミディアムがあり、LEDライトの色も寒色系と暖色系から選べます。折りたたむとスマホほどの薄さになるので、アウトドアや災害時にも活躍してくれそう。
そんな柔らかい光が特徴のキャリー・ザ・サン。夜、部屋の電気をすべて消して、やさしいソーラーランプの明かりだけでキャンプ気分を味わってほしいというのが、今回提案したい節電アイデアです。
好きな飲み物を用意して、ランプの周りで本を読んだりお喋りしたりして楽しむお家キャンプ…すごくワクワクしませんか?
節電を意識しすぎると、息が詰まります。エコでおしゃれなアイテムを生活に取り入れて、楽しみながら節電について考えてみるのもアリかもしれません。
知ってた? 早起きは三文以上の得だった
最後に皆さんにお伝えするのは、節電しながら健康になれる究極の裏技…「早寝早起き」です。太陽とともに目覚め、なるべく早く寝る生活をすることで、夜間の照明代をはじめとした電気代を大幅カット! おまけに生活リズムも整うので、ストレスも減り、健康的な体まで手に入ります。
早起きは三文の得と言いますが、「三文」は現代の価値に換算するとおよそ100円です。もし11時に寝て7時に起きる生活をすると、照明代を1時間当たり約2円とした場合、8時間で16円。これを1週間続ければ112円分も節電できることになり、余裕で三文を超えてしまいました。これってけっこう効果的な節電方法と言えるのでは?
結論、早寝早起きは節電にも健康にもいいことづくめでした。中々朝起きられないという方も、一度試してみると、いい変化を感じられるかもしれません!
まとめ
電気代の高騰は、私たちの生活に直結する大きな問題。早く解決してもらいたいところですが、とりあえず自分のできることから始めてみるのがよさそうです。
節電は毎日の積み重ねが大切。コンセントをこまめに抜いたり、家電の使い方を見直したりして、身の回りから少しずつ変えていきましょう!
制作:工場タイムズ編集部