ハンダ付け
ハンダ付けの仕事はたくさんの求人があり、経験者は優遇されますが、未経験OKな場合も多いです。
一口にハンダ付けといっても、大きな部品から幅1mmほどしかない部品までありますので関わる部品や製品の大きさで難易度が変わります。
まったく経験がなく、細かい作業は苦手という方の場合は、まずは大きなものを扱う仕事から経験するといいでしょう。
はじめはハンダ不良を起こしてしまったり、火傷することもあります。しかし、慣れが大事なのでめげずに続けていきましょう。またその際は職場の先輩からのアドバイスも参考にしましょう。あまり難しくないものなら、一週間ほどで合格レベルまで到達できます。
ある程度慣れてきてハンダ付けに面白みを感じたら、難易度の高い仕事にチャレンジしてみましょう。
難易度が高いのはLSIのハンダ付けで、これは普通にやると隣同士のハンダがくっついてしまうため、フラックスという少しベタついた液体を散布してからハンダ付けを行います。
また、顕微鏡を見ながらピンセットでハンダ付けを行う作業もあります。ここまでくると、半年くらいの経験が必要とされ、採用の際には、ハンダ付けの実技試験を求められることもあります。
ハンダ量、漏れ、光沢といった基礎知識があるか、温度の管理ができるかどうか、組立手順を知っているかといったことをチェックされます。高度なハンダ付けの求人情報に応募する前に、これらを踏まえておいたほうが有利でしょう。